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斑鳩三塔と藤ノ木古墳・斑鳩の古道を歩く

2014-05-31 10:02:00 | 【斑鳩の里】
法隆寺iセンターを起点にして奈良街道-中宮寺跡-斑鳩三塔-継子地蔵-仏塚古墳-山道を歩いて-御夢想湯-宮大工の街並み-藤ノ木古墳-業平道-竜田神社-竜田道など斑鳩の古道(ふるみち)を歩くコースをご紹介します。

1, 法隆寺iセンター~奈良街道
法隆寺iセンターを出て駐車場の北東から道に出ます。北に向かって3分ほどで奈良街道に出ます。
このまま真っ直ぐ行くと法隆寺の南の土塀添いの道に、左に行くと法隆寺の南大門から藤ノ木古墳に行きます。
右折して東方向へ、やがて旧北畠邸が見えてきます。
2. 旧北畠邸~緑の道標
奈良街道を東に行くと道が丁字路に、その手前左が旧北畠邸です。聖徳太子建立の若草伽藍の塔心礎が、 一時期この屋敷の庭に置かれていました。 左折して北方向に行くと法隆寺東院伽藍の夢殿が見えてきます。
三叉路を右に行きます。産業道路の信号を左折して北方向へ、すぐ右手に史跡中宮寺跡があります。現在は、 発掘調査が終わり公園になる予定です。そのまま直進すると緑の道標です。
写真は史跡中宮寺跡の中心部です。

3. 緑の道標~継子地蔵
この道標が作られた当時は、斑鳩三塔が綺麗に見えたのですが、今は法隆寺の五重塔と法輪寺の三重塔の上部しか見ることができません。 ここより秋葉川沿いに法輪寺に向って西北方向に歩きます。 右手に見える小山は、聖徳太子の長男山背大兄王の墓と言われている富郷陵墓参考地です。
写真 右端に法輪寺の三重塔が見えます。道は左に、西方向のサイクルロードを歩きます。
しばらく行くと東遠望に法起寺世界遺産の三重塔が綺麗に見えます。極楽寺墓地をぐるっと右に回ると継子地蔵のお堂があります。

4. 継子地蔵~御夢想湯
右は極楽寺墓地、この道路の左に斑鳩神社があります。お堂の中には室町時代の地蔵石仏があり、継子と継母の悲しい伝説があります。このまま真っ直ぐ天満池を渡り、すぐ右へ行くと仏塚古墳の前に出ます。
この辺りから山道を西方向に行き、慶花池の前を左折して竹やぶの間を南方向へ、右手に廃屋になった御夢想湯が見えてきます。

5. 御夢想湯~国史跡 藤ノ木古墳

御夢想湯は、から風呂で近在の人達か憩いの場所にしていたそうです。
さらに下ると右手の小高い丘の上にウオーナー塔があります。
さらに.1分ほどで法隆寺の西大門に、門前の落ち着いた雰囲気のある道が西里の集落です。
集落を抜けると左に国史跡 藤ノ木古墳があります。

6. 国史跡藤ノ木古墳~竜田神社

写真左の小山が藤ノ木古墳です。右前方の団地になつている所が御坊山古墳群です。
この、古墳群は643年に蘇我により攻め殺されたと言われる、聖徳太子の長男山背大兄王一族を
葬った墓所ではないかと言われています。藤ノ木古墳をぐろつと回って南方向へ、交叉点から業平道を西へ,
左に行くとすぐ斑鳩文化財センターがあります。
写真 業平道を西へ行くと地蔵さんの前に来ます。右折してすぐ左へ、山裾の道を西へ行くと竜田神社の裏に出ます。

7.竜田神社~法隆寺iセンター

風の神様 竜田大社の神を勧請したとされ、竜田新宮とも言われています。ここが能の金剛流発祥の地と石碑があります。竜田道はこの神社の前を東西に、西へ行くと河内方面へ、東に行くと天理方面へ行きます。
写真 斑鳩町役場の前にある陸橋を渡って、右の竜田道、並松集落の中を歩きます。 竜田道は、役場の前で国道25号線と斜めに交差しています。

写真 この道標の左が法隆寺の参道入り口です。法隆寺iセンターは国道25号線を渡ってすぐ右にあります。
コースは約6.5kmで、歩きやすい2時間コースです。