斑鳩の里 観光案内Web Second 迷路の散歩 『日本の古代史発見』 へようこそ!

法隆寺など「斑鳩の里ガイド」のご相談は、斑鳩町観光協会(0745-74-6800)にご相談ください

平城京の大極殿

2008-09-24 13:40:00 | 【isao日記】
23(祝)、平城宮跡で第一次大極殿正殿復原整備特別公開を見学してきました。
大極殿は、平城京の北側中央に位置した「平城宮」の中心で遷都後の715年に竣工したと考えられています。大極殿の名は大極星すなわち北極星からきています。
大極殿の大きさは、東西約44m、南北約19,5m、高さ約27m(棟高で基壇3.5m含む)です。 (大仏殿の大きさは、東西57m南北50m、高さ48m)
木材は、檜と欅で吉野・熊野地方を中心にした国産とのことです。
二重大棟にはシビが金色に輝き、その中央には「中央飾り」写真の宝珠があります。
この「中央飾り」・宝珠?は、どうゆう意味で取り付けたのでしょうか。法隆寺の大宝蔵殿入り口正面に見える「百済観音堂」の宝珠とか、法隆寺夢殿の宝珠に良く似ているように思います。?
  写真 大棟中央の「中央飾り」宝珠?

発掘調査

2008-09-14 15:37:00 | 【斑鳩の里】
現在、斑鳩町では「斑鳩バイパス」建設のため、ルートに当たる地域の発掘調査を行っています。江戸初期の片桐且元の竜田城址(龍田陣屋跡)の南側もバイパスルートに入っており発掘中です。此処からは、縄文・弥生時代の遺跡とか、竜田城(陣屋)の侍屋敷跡も見つかったそうです。屋敷跡らしい所には直径約2mの井戸跡が数箇所見つかっています。
バイパスの為にもうすぐ埋め立てコンクリで固められるかと思うと残念ですね。
  写真 発掘された井戸跡

調子丸古墳

2008-09-02 11:30:00 | 『斑鳩の遺跡と古墳』
調子丸古墳(ちょうしまるこふん)は、駒塚古墳の南約100m水田と民家に挟まれてあります。  情報マップご参照
古墳は裾を削り取られていますが、径約14mの円墳と考えられています。古墳の被葬者は、聖徳太子の黒駒の丁である調子丸だと言われています。数年前の調査では馬の埴輪の頭部が見つかり話題になりました。
この調子丸古墳と駒塚古墳および、宮内庁の冨郷陵墓参考地(聖徳太子の皇子山背大兄皇子の墓所)を直線で結ぶと真北より20度西に振った「聖方位」になっています。
  写真 調子丸古墳