斑鳩の里 観光案内Web Second 迷路の散歩 『日本の古代史発見』 へようこそ!

法隆寺など「斑鳩の里ガイド」のご相談は、斑鳩町観光協会(0745-74-6800)にご相談ください

奈良博物館法隆寺展から

2008-07-23 09:31:00 | 【歴史探検ウオーク】
21日、奈良国立博物館の法隆寺展最終日に合わせて、三バカセ(3人のニセ博士達)で金堂壁画、四天王像など法隆寺ガイドでは見られない部分を中心に、午前中90分かけて説明。博物館の近くで昼食を済ませて東大寺へ、南大門の六手先(むてさき)構造と仁王像を見て大仏殿へ、3人とも大仏殿に入るのは20~30年ぶり、大仏さんはやはり大きい。
八角灯籠(はっかくとうろう);大仏殿の前に「献灯」、銅造、奈良時代、国宝。
日本で最大最古と言われています。火袋の羽目板4面に音声菩薩(おんじょうぼさつ)、他の4面に獅子の浮き彫りが有ります。
東大寺を出て3月堂・2月堂から東大寺裏の古道を歩き、戒壇院・依水園へ、依水園で静かな庭を眺めながらのお茶、座敷にへたり込んで古代史の議論に時の立つのも忘れていました。
 写真 大仏殿前の八角灯籠 

西ノ京・天平文化

2008-07-07 13:23:00 | 【歴史探検ウオーク】
昨日は快晴、「斑鳩の里観光ボランティアの会」有志による歴史探検ウオークに行ってきました。コースは、薬師寺ー垂仁天皇陵ー菅原神社ー喜光寺(菅原寺)-西大寺で歩数約1万1千歩でした。
薬師寺:三重塔の各階にモコシが着いた優美な塔(国宝)で、水煙には24体の飛天が居ます。西塔他建物は法隆寺と関係の深い西岡常一棟梁がs50年代に再建、木材は台湾産の千年檜が使われています。仏様と天蓋は全体的に女性的な感じがします。
喜光寺:境内の蓮の花(200鉢以上)が綺麗に咲いています、来月始めまで見ごろ。南大門再建は、2010年完成を目指して起工式が行われていました。このお寺は、行基が東大寺大仏殿を建てるために1/10の大きさで試みに建てた本堂があります。
西大寺:八角形の東塔基壇と孝謙天皇の歌碑をみて、お坊さんとの立ち話など、
皆さん、気温33度のウオーク本日の修行お疲れさんでした。
 写真 薬師寺東塔の水煙

法隆寺金堂展

2008-07-06 08:22:00 | 【isao日記】
5(土)奈良国立博物館で立松和平氏の講演を聞いて、法隆寺金堂展を見てきました。
お目当ては、四天王像と壁画、それと中宮寺の天寿国繍帳(いずれも国宝)でした。
四天王像:法隆寺ガイドでは像の裏側が見えませんが、全体を見ることができ特に着衣の袖口のひだがとても綺麗でした。
壁画:薄暗い金堂の中では壁画の一部しか見ることができませんが、金堂内を取り巻く12面の壁画を全て見ることができ、感動物です。また反面では、この壁画を焼いてしまったのかと思うと非常に残念です。
天寿国繍帳:中宮寺のガイドでは、この繍帳のレプリカと写真などで説明をしていますが、実物を見て改めて古代の技術の凄さを見ることができました。(20年以上前に2・3回実物を見ているのですが忘れていました)
刺繍部が盛り上がっている事、色が鮮やかなど飛鳥時代より鎌倉時代に造られた方が色あせがひどく見えました。
金堂展は、今月21日までですが、天寿国繍帳は今月13日までです。