斑鳩の里 観光案内Web Second 迷路の散歩 『日本の古代史発見』 へようこそ!

法隆寺など「斑鳩の里ガイド」のご相談は、斑鳩町観光協会(0745-74-6800)にご相談ください

羅城門から平城京

2009-05-25 19:09:00 | 【歴史探検ウオーク】
ニセ博士の3人で2ヶ月に1回実施している「歴史探検ウオーク」前回は、元興寺を主に奈良町をウオークしましたが、今回(5月24日)のコースは、JR大和郡山駅~羅城門跡~平城京十条・下三橋~大安寺~朱雀門~平城京~近鉄大和西大寺駅、歩数2万299歩・約11kmでした。
佐保川に架かる羅城門橋から朱雀門が見えると聞いていましたので楽しみにしていたのですが、当日曇り空で見えませんでした。残念! 現在、羅城門は佐保川の川底になっているそうです。

 写真 羅城門橋の西側堤防の下にある説明
羅城門橋から東へ、平城京十条の発掘現場跡を右手に見ながら大安寺へ。
大安寺は、聖徳太子の建立した「熊凝精舎」を元に「百済大寺」~「高市大寺」~「大官大寺」を経て平城京遷都に伴い今日の地に遷されて『大安寺』になりました。南都七大寺
東大寺に対して南大寺とも言われ、平城京左京の五条から七条・三坊から四坊の範囲で、奈良時代の面積は25万平方m、僧坊には887人の僧侶が住み勉学修行に励んでいました。南大門の遥か南に七重の双塔(現在は塔跡が八幡宮の南にあります)が聳え立っていたそうです。空海と最澄もここで修行をしていました。毎年1月23日の光仁会(光仁天皇の御忌法要)がん封じ笹酒祭りが有名です。

 写真 大安寺の南大門 門前の道路が平城京の六条大路跡、1566年永禄九年この付近で筒井順慶と松永久秀の戦があったそうです。

大安寺から推古天皇社~杉山古墳を見て平城京の朱雀門へ、大安寺の近辺には喫茶レストラン等がありませんので、お昼時は要注意ですよ。
佐保川の飛び石を渡り奈良図書情報館の北を西へ、24号線の高架をくぐると間もなく朱雀門が見えてきます。このあたりから空が暗くなり雷がなり始めました。

 写真 平城京朱雀門と朱雀大路
朱雀門から羅城門まで道幅70m余りで4kmもあり、平城京の壮大さに感動。
雷を避けるために朱雀門の中で一休み。各自が持ち寄った資料を広げて自論展開。その内ものすごい雷雨になり、朱雀門の風鐸がガランガランと鳴っていました。門の扉が閉まる頃にやっと雨も上がりましたので、 平城京の遺跡を見ながら北に出てバスで近鉄西大寺駅へ。次回は、天理の古墳と大和神社の予定です。 




春の藤ノ木古墳公開

2009-05-04 10:55:00 | 【斑鳩の里】
斑鳩町の藤ノ木古墳で5月2~3日一般公開(1日は午後半日町民対象)がありました。公開は、石室内石組みの様子とか石棺を間近で見ることができ、専門家の説明もあり、見に来られた皆さん満足されたご様子でした。isaoも2日の午後ボランティアガイドで出土品などのご説明をさせていただきました。期間中の見学者は、約3000人でした。今年の秋にも開催するそうです。
 写真 人気者ぱごちゃんで~す