斑鳩の里 観光案内Web Second 迷路の散歩 『日本の古代史発見』 へようこそ!

法隆寺など「斑鳩の里ガイド」のご相談は、斑鳩町観光協会(0745-74-6800)にご相談ください

東大門

2010-08-26 10:04:00 | 法隆寺
東大門(とうだいもん)は奈良時代の国宝です。
大宝蔵を出て東院伽藍夢殿に向かう途中に建っている門で、「八脚門」三棟造りと言われる珍しい門です。奈良時代の建造物として、二重虹梁蟇股(にじゅうこうりょうかえるまた)等も見ることができます。なをこの門は、ほんらい鏡池の東にあったのを、平安時代に現在地に移設されたそうです。
 写真 東大門  前方に見えるのは「夢殿」です。

西大門

2010-08-15 10:13:00 | 法隆寺
法隆寺の西大門(にしおおもん・にしだいもん)は、1035年に造立されこの頃にほぼ現在の寺域が定まったと言われています。西大門と番所が重要文化財にもなっていないのは、1684年に消失、1697年造立だからで、
江戸時代の消失については、1614年大阪冬の陣の前に徳川家康が、法隆寺阿弥陀院に止宿して大工棟梁の中井大和守正清と面談、正清を味方につけて大阪城を攻めた事で、正清など宮大工たちの集落西里(西大門のすぐ西に古い町並みが残る)を、徳川家康が大阪を離れてすぐ(1615年)大阪方が焼き討ち、そのとばっちりで西大門も焼けたといわれています。
  写真 法隆寺西大門
前方に見えるのが東大門(国宝)、右の土塀は重要文化財です。西里集落は、西大門と土塀のすぐ西に広がり、風情のある街中を通り過ぎると藤ノ木古墳が見えてきます。

上宮(かみや)遺跡展

2010-08-07 18:36:00 | 斑鳩文化財センター
斑鳩町の文化財センターでは、夏季企画展として『上宮遺跡展』を~9月14日まで開催しています。常設展示の藤ノ木古墳出土品の一部を、図書コーナーに移動して展示コーナーには、飛鳥時代から奈良時代の土師器、須恵器、軒丸亙・平瓦、壷、などとパネル説明がされています。上宮遺跡は、聖徳太子縁の「飽波葦垣宮」、奈良時代には称徳天皇が河内へ行幸される際に宿泊された『飽波宮』の遺構と思われる井戸・柱穴も見つかっています。(無料)
 写真 斑鳩文化財センター
手前の道路は「業平道」で右(東)に行くと法隆寺に、左(西)に行くと藤ノ木古墳があります。