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葛城王朝を探る

2010-03-25 13:12:00 | 【歴史探検ウオーク】
3月21日、いつもの3バカセで歴史探検ウオーク、当日は、黄砂と強風に悩まされながら御所地域を歩き、それぞれの自論を展開、ここ葛城の地は神話の故郷であり、神武天皇が即位した所だと言われ、5代と6代の御陵や宮址があり、古墳の多い地域です。また鴨族発祥の地とも、役小角の活躍の場とも言われています。
コースは、JR王寺駅10時に集合ーJR掖上駅ー神武天皇社ー日本武尊琴引原白鳥陵ー考安天皇陵ー秋津遺跡ー宮山古墳ー考昭天皇陵ーJR御所駅ーJR王寺駅、歩数約22800歩、12kmでした。  
 写真 神武天皇社
掖上(わきがみ)駅をでて地図と磁石をたよりに神社に到着、神社の説明版には神武天皇が即位した橿原宮は、この柏原の里だと主張されています。 
 写真 玉手丘上陵
玉手の里、満願寺の裏手小高い丘の上にある第6代考安天皇の御陵です。
 写真 日本武尊琴引原白鳥陵
日本武尊が故郷をしのんで・・「大和は国のまほろばただなずく青垣山隠れる大和し美し」・・は有名です。 でも何故、日本武尊の魂は白鳥になって西へ飛んだのでしょうか?、一説では朱との関係がありそうです。 
 写真 考安天皇室秋津島宮址
宮址碑のある神社から急な階段を登ると室宮山古墳の後円部頂上に出ます。
 
 写真 室宮山古墳
宮山古墳は、全長238mの前方後円墳です。竪穴式石室には長大な長持形石棺とその周りには形象埴輪群が有名(橿原考古学研究所の博物館に常設展示)です。石棺の一部が見えています。被葬者は、武内宿禰か葛城襲津彦が予測されています。
 写真 掖上博多山上陵
国道24号線のすぐ西方に、第25代考昭天皇陵があります。

国宝藤ノ木古墳出土品里帰り展

2010-03-12 19:53:00 | 斑鳩文化財センター
斑鳩文化財センター開館記念特別展 3月21日~3月28日 開催されます。
この期間中21日、22日と27日、28日は藤ノ木古墳石室特別公開もあります。
展示室には、国宝の金銅製鞍金具など出土品と、藤ノ木古墳の石棺(石棺内の様子を映像で見ることができる)を展示しています。鞍金具の亀甲紋の中にはゾウさん、鬼面、龍、獅子、パルメットが透かし彫りにされています。また、後輪(しずわ)の把手両端にあるガラスに金嵌入、把手の柱を口で支えている鬼など探してください。 解らないときはボランティアに聞いてください。 館内には、映像ホール、図書コーナーがあり、文化財の勉強も出来ます。
所在地は、藤ノ木古墳の東南、徒歩2~3分 (情報マップご参照)

 写真 斑鳩文化財センター 
 写真 真っ赤な藤ノ木古墳の石棺(レプリカ)