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源忠季の歌

2007-02-09 16:38:00 | 斑鳩の句・歌碑
この歌碑は,富雄川にかかる業平橋の東岸にあります。
   祝いの心をよめる 源 忠季 「金葉集」
君が代は富の小川の水すみて 千年をふとも絶えじとぞ思ふ

 写真 地蔵さんの後ろに業平橋が見えます。 

上宮遺跡公園ー2

2007-02-07 17:03:00 | 斑鳩の句・歌碑
聖徳太子が片岡山に遊行(いで)ました時につくられた歌。「日本書紀」
 しなてる片岡山に いひにうえてしせる旅人あわれ 親なしになれなりにけめや さす竹のきみはやなき 飯に飢てこやせる旅人 あわれあわれ
この歌碑は,公園の南東角にあり、歌は碑文のままを書いています。

 写真 聖徳太子の歌

上宮遺跡公園-1

2007-02-07 13:11:00 | 斑鳩の句・歌碑
斑鳩之因可乃池之宣毛君予言者念衣吾為流  孝書
「万葉集」に、斑鳩の地名の入った歌が1首あります。
 斑鳩の 因可(よるが)の池の 宣しくも 君を言わねば 思ひそ我(あ)がする   万葉集(巻12・3020)
この歌碑は,公園内の東側にあります。因可の池は法隆寺境内の他にも候補地があります。
 写真 孝書の歌碑

法隆寺の句碑

2007-02-06 13:10:00 | 斑鳩の句・歌碑
法隆寺の茶店に憩いて  子規 「寒山落木」
 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
この有名な俳句(碑)は、法隆寺鏡池の西にあります。
子規が柿を食べたこの茶店は、その後,「柿茶屋」と呼ばれていましたが,大正3年に取り払われました。聞こえてきた鐘は西円堂の鐘と言われていますが、(異説;子規が愛媛の夏目漱石邸から東京に行く途中奈良に寄り道をし、東大寺門前の宿屋で若い女中さんがむいてくれた、柿を食べているとき東大寺の鐘が聞こえてきました。奈良最終日に法隆寺参拝をして、鏡池の西にあった茶店でこの句を作ったそうです。)
  写真 法隆寺の句碑