”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(119)

2006年10月06日 23時53分28秒 | ビジネス
10月6日(金)雨のち曇
今週最後のビジネス編です。と言っても僕の書くビジネス編はほとんどビジネスそのものの話はまったくないので、読んでいる方からお叱りを受けるかもしれませんね。ただ一言言わせていただくとビジネスをして行く上で一番大切なのは心の持ち方だと思っています。テクニックなどは教わるものでなく自分で編み出していく物です。最近人間としての道をはずれても儲かればいいといった風潮になってしまっています。またその一方で人としての道にはずれた行為に対して世間の目はいっそう厳しくなっているのも事実です。法律に触れなければ何をやってもいいと言ったものに対して我々一般人は心では違うと思っても法律に反してないかぎり黙って見てるしかありません。だから一度法律に反していることが明らかになれば誰も黙っていません。今迄の鬱憤を晴らすかのように大きな声となって帰ってくるのでしょう。ビジネスは長く存続することに意義があります。そのためには人の道をよくわきまえて、自身を磨くことこそもっとも大切なことだと僕は思っています。と言って僕がすばらしい人間だとはとても言えません。自分は人に教える資格もない、いたらない欠点だらけの人間です。だけど少しでも先人に学び心の豊かな人間になりたいと努力してます。たとえそれが報われることもないとわかっていても、いい生き方をしたいから。
と言うことで今日のいい話は、老子の「跂(つまだ)つ者は立たず」です。

跂(つまだ)つ者は立たず、跨ぐ者は行かず。
自ら見(あら)わす者は明らかならず、自ら是とする者は彰(あきら)かならず。
自ら伐(ほこ)る者は功なく、自ら矜(ほこ)る者は長とせられず。
その道におけるや、余食贅行(よしぜいこう)と曰(い)う。
物或(つね)にこれを悪(にく)む。故に有道者は処(お)らず。

つま先で立つ者は長く立っていることはできないし、大またでまたぐように歩く者は遠くまで行くことはできない。
自分から己を見せようとする者は人からそれを明らかに知られることがなく、自分から己が正しいとする者もその良さが認めてもらえない。
また自分から誇る者はその業績を評価してもらえず、自分からその才能を誇る者も人の長として奉られることはない。
このように自らを押し通すやり方は無駄で余計な行いである。
そういったことはすべての人が嫌悪することである。だから有道者は決してそういった行動に身を置かないものである。

要するに自分の評価が70点だと思ったら、人は50点ぐらいにしか評価してないものですよ。だから70点の態度で人に接すれば嫌われることになりますよ。だから70点と思っても、人に接する時には50点の態度で接することが道をわきまえた人間のすることですよと言っているのです。と言ってもなかなかできないものですよ。自分も言葉は知っていてもあとで反省することが多いのです。特に自分の言っていることは正しいと自信を持って発言しても人に認めてもらえないことが多いのもこの世です。でも一歩へりくだって言えた時は認めてもらえることが多いのも事実です。自分もいい年をしてまだまだ道半ばです。

今日はここまで。いい話はまた来週。三連休はヨットにゴルフと羽を伸ばします。天気はよさそうなので疲れてなければヨット編・ゴルフ編が登場するかもしれません。それではまた。