12月22日(土)雨
今日は冷たい雨の中を、金山のオーロラホールに行ってきました。コバケンの第9を聞いてきました。小林研一郎 指揮、名古屋フィルハーモニー交響楽団 演奏で、交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」と正確には言うようですがいわゆるベートーベンの第九のことです。僕はレコードでクラシックを聞いたことはたくさんありますが、コンサートホールで生演奏を聞いたのは初めてです。よかったです。僕には演奏者の優劣はよくわかりませんが、メリハリはあるし、迫力ありますね。特にベートーベンの第九が人気があるのもよくわかりました。意外とお年寄りのご夫婦が多かったのが印象的でした。第3楽章から第4楽章で合唱が入ってくると迫力が全然違います。久しぶりにワクワクするような感じでした。終ってからも聴衆全体が長い時間ずっと拍手をしている中に自分もいました。と言うかその余韻に浸っていたかった感じです。
もう何かうまく言おうと思っても言葉でうまく言えません。すごかった。感動的だったとしか言いようがないくらい、僕にとっては新鮮でまた聞きたい気がしてます。
実はこのコンサートには合唱のテノールで知り合いのW氏が出ている関係で聞くことになったのですが、こんな機会をいただき感謝してます。それにしても世の中は広いと言うか、W氏もたいしたものです。彼はスポーツぎらいだけどこんなすばらしい趣味をもっていることに改めて感心しました。以前金子みすずの「みんな違ってみんないい」と言う話をこのブログに書いたことあるのですが、まさにそのとおりですね。(2006年10月13日のビジネス編122を見てください)僕のようにヨットやゴルフに現を抜かしているやつもいれば、クラシック音楽や合唱を専門的にやる人達もいて、世の中様々だけどいいものですね。昔違いの分かる男のCMがあったけど、それぞれ違った持ち味を互いに認め合う人間が多くなってほんとうの民主主義が栄えるのでしょうね。今日は僕にとってまた一つ違った世界のすばらしさを教えてもらった日になりました。
とかく自分の趣味の世界に入ってしまうとまわりがあまり見えなくなってしまうこともありますが、自分の周囲のいいものを認識することもまた大事なことのような気がします。
自分の得意なものを持つために集中することは、若い時は特に大事ですが、自分の世界を知ったあとに違う世界のすばらしさを認識することで、さらに自分の世界の飛躍があるのだと僕は思います。このことは仕事の世界でも、趣味の世界でもまったく同じです。自分の世界で人から認めてもらえるようになる十分条件は他人のよさを認めることです。もちろん必要条件は自分の道に精通するために精進し続けることなのですが。それだけではだめなのですよね。
そう思うといくつになっても自分はまだまだ修行中の身です。
ベートーベンの第九、やぁよかったですよ。あの迫力まだ耳に残ってます。
それではまた。
今日は冷たい雨の中を、金山のオーロラホールに行ってきました。コバケンの第9を聞いてきました。小林研一郎 指揮、名古屋フィルハーモニー交響楽団 演奏で、交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」と正確には言うようですがいわゆるベートーベンの第九のことです。僕はレコードでクラシックを聞いたことはたくさんありますが、コンサートホールで生演奏を聞いたのは初めてです。よかったです。僕には演奏者の優劣はよくわかりませんが、メリハリはあるし、迫力ありますね。特にベートーベンの第九が人気があるのもよくわかりました。意外とお年寄りのご夫婦が多かったのが印象的でした。第3楽章から第4楽章で合唱が入ってくると迫力が全然違います。久しぶりにワクワクするような感じでした。終ってからも聴衆全体が長い時間ずっと拍手をしている中に自分もいました。と言うかその余韻に浸っていたかった感じです。
もう何かうまく言おうと思っても言葉でうまく言えません。すごかった。感動的だったとしか言いようがないくらい、僕にとっては新鮮でまた聞きたい気がしてます。
実はこのコンサートには合唱のテノールで知り合いのW氏が出ている関係で聞くことになったのですが、こんな機会をいただき感謝してます。それにしても世の中は広いと言うか、W氏もたいしたものです。彼はスポーツぎらいだけどこんなすばらしい趣味をもっていることに改めて感心しました。以前金子みすずの「みんな違ってみんないい」と言う話をこのブログに書いたことあるのですが、まさにそのとおりですね。(2006年10月13日のビジネス編122を見てください)僕のようにヨットやゴルフに現を抜かしているやつもいれば、クラシック音楽や合唱を専門的にやる人達もいて、世の中様々だけどいいものですね。昔違いの分かる男のCMがあったけど、それぞれ違った持ち味を互いに認め合う人間が多くなってほんとうの民主主義が栄えるのでしょうね。今日は僕にとってまた一つ違った世界のすばらしさを教えてもらった日になりました。
とかく自分の趣味の世界に入ってしまうとまわりがあまり見えなくなってしまうこともありますが、自分の周囲のいいものを認識することもまた大事なことのような気がします。
自分の得意なものを持つために集中することは、若い時は特に大事ですが、自分の世界を知ったあとに違う世界のすばらしさを認識することで、さらに自分の世界の飛躍があるのだと僕は思います。このことは仕事の世界でも、趣味の世界でもまったく同じです。自分の世界で人から認めてもらえるようになる十分条件は他人のよさを認めることです。もちろん必要条件は自分の道に精通するために精進し続けることなのですが。それだけではだめなのですよね。
そう思うといくつになっても自分はまだまだ修行中の身です。
ベートーベンの第九、やぁよかったですよ。あの迫力まだ耳に残ってます。
それではまた。