7月11日（月）晴
梅雨明けとともに強烈な暑さが続いています。近所の商店街の百日紅も一斉に咲き出しました。去年は10月の中旬ぐらいまで咲いていました。1年の１／３近くも咲いている花なんて、すごい花です。桜とは好対照な花ですが、いかにも中国原産の花だとは思いませんか。仙人と百日紅を結び付けて考えてしまいます。散っては咲き、咲いては散る百日紅の生命力に魅力を感じるようになったのは年老いたせいなのかもしれません。
ところで夏になると、夏バテ防止にとうなぎのかば焼きを食べる習慣が我々日本人にはあります。もうすぐ土用の丑も近づいていますが、この暑さだと売り上げも伸びそうです。そう言う僕も、今日は昼も夜もうなぎでした。ほんとうに夏バテ防止になるかどうかは疑問ですが、気分的には元気が出て来るような気がします。多分に気持ちの持ち方だけのような気もしますが、気力はすべてに勝る万能薬ですから思う気持ちがあればこそです。貝原益軒が友人のうなぎ屋のために「土用丑の日にはうなぎを食べるのが良い」と言ったことからこの習慣ができたそうですが、そんなことは知らずとも土用のうなぎは誰でも知っているようになった訳ですから、まんざらデタラメでもなさそうです。信じる者は救われるとも言いますから、何事もまず信じることから始めるのもより良い生き方ではないでしょうか？
それではまた。