鉄道模型とテルマエの部屋

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富士フイルムX-Pro2考

2016-04-17 20:11:44 | 写真のこととかカメラのこととか
先日発売になった富士フイルムの最高級機種、X-Pro2。
CP+で実機に触れた時は「重たいなぁ」という以上の感想は持てなかったのですが、過日一日撮影に使うことが出来ましたので報告をば。

AFの高速化や新フィルムシミュレーション「アクロス」の搭載、フィルムの粒状感を実現したグレインエフェクト、2400万画素の新しいセンサーなど、盛り沢山なカメラなのですが、一日触れて思ったのはこう、なんというか、カメラとの一体感が他とは全然違う!ということ。
愛機感というべきか、自分が撮りたい思いをビシッと受け止める剛性感というか。
それでいて覗き窓が端にあるレンジファインダー型で撮影時に顔が隠れず威圧感を与えにくい。
このモノクロはアクロスにRフィルター。間違えてF1.2解放で撮ってしまいましたが、遠景でも少し甘い位ですね。

レンズが56ミリだったんで、ブライトフレームがあまりに小さい光学ファインダーを使う気になれず、EVFで撮りましたがX-T1より一段と洗練された動作感。
これはプロネガモードに、グレインエフェクト(弱)。
グレインエフェクトは全てのコマでかけています 。ニコンキヤノンの高級機とは違う意味で素早い動作をします。居合い斬りのようです。ちょっと自分の撮影に酔いそうだな(笑)

やわらかな、優しい描写。クラシッククローム。こうした場合でも、奥の金魚にシュッとフォーカスが。

光を掴まえるのが上手いカメラ。この右手の柱に掛かる光と影。
プロネガ。

プロネガ。枯れた花と新緑の葉のコントラスト。

これはXQ1のショット。ダイナミックトーン。

これも。本郷あたりをうろうろしてました。

どうもヤヴァイナ。欲しくなってきた。考えてみたらX100も最初の印象は最悪だったしなあ・・・
35ミリあたりを付ければ、自分の撮影スタイルにぴったり。





コメント
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