ブログには書いていないのですけど、ぼちぼち銭湯巡りはやっております。先日書かせていただいた通り出掛けてみたら廃業していたり、中途半端に現代的で書く気が失せたり。
今日は仕事終わり、ちょっとリラックスしたくて検索してみましたら、新小岩の一心湯さんが良さげということで。
駅を降りまして5分くらいか、住宅街の中にあったそれはシャッターが閉じておりました(泣)
そっか、今日は月曜だ。しばし茫然としたのち、ここ新小岩は銭湯銀座だったことを思い出しました。早速検索をかけると比較的近くに旭湯さんという風呂があることが判明。行きましょうぞ!
煙突!見つけた(^○^)
来ましたよ~!この構え、出来るテルマエ!久し振りの大当たり予感・・・
うむ。
うむむむ。
下駄箱に靴を入れると扉を開け番台へ。おや!アルミの開き戸です。ちょっと珍しい造りですがこの建物にはちょっと似つかわしくないかも。
女将さんに湯銭を払います。品のイイ優しい感じの方ですね。
決して広くはない脱衣所ですが天井が高く広々。勿論格子になっています。ここは昭和初期の創業だそうですが、爆撃で焼き尽くされた下町の中で、とても貴重な戦前の建物ですね。
中へ入ります。ここはアルミの引き戸にガラスブロックが仕切りに使われていて、ちょっとモダン。
一部にひび割れもありますが総じて浴室は美しく保たれ、清潔感を感じます。
入り口から向かって左が浅湯でジャグジー付でやや広く、右の深湯が熱々。46℃を指していました。覚悟して入りましたがおや!
熱いけど不快感かない。ずっと入って居られます。快適すぎます。
「もーしわけない!」最近ではトップクラスの気持ち良さです。
何でだろうな~!出られなくなっちゃいそうだよ~!気づきましたら「あー、いい湯だ、幸せだ」を連呼しておりました。ワタシたぶん、かなり変なオジサンに思われていたでしょうね。
取り敢えず洗い場へ。カランは女湯側から7(4/4)4+立ちシャワー2といった構成。変わり湯やサウナ、水風呂はなし。
ペンキ絵は富士と海ですが、作者のサインが無くて何方の作品なのかわかりません。
ゆるゆるゆったり、思う存分湯に浸かって楽しみました。本当に久し振りに満足したテルマエ巡り。
帰りがけにスタンプを押してもらいながら女将さんに「ここ、本当に素晴らしく気持ちいいお風呂ですね、感動しました」と申し上げましたら「本当に?嬉しいわあ!ところで肌つるつるにならなかった?」「なりましたなりました。出掛けに自分のお尻を触ったら、あまりにもスベスベしててびっくりしました」女将さんはニッコリ笑って「ウチのお湯は井戸水なのよ~!」あ、だからなのか。
実際あんな熱い筈の深湯にもゆっくり浸かれましたもんね。また来たいな、旭湯。
なお椅子は緑のプラの普通のもの。安定のケロリン桶でした。
造りの素敵なクリーニング屋さん。
こんどまたカメラ提げて回ろうっと。