3/11まで巣鴨のさかつうギャラリーで開催中の、「藤平展」へ行って参りました。作者の方とはInstagramで友人でして、その独自の世界と手間隙かけた仕上がりは予々尊敬しておりました。
実物が観れるというので、バタバタの隙を縫って出掛けましたよ。
100均のミニバケツを利用したジオラマ。かわいいす(^○^)
これ全部、自分で窓を抜かれるらしいです。クラフトロボである程度当たりをつけるとはいえ、気の遠くなる話。
結婚式のジオラマですね~!
新郎が談笑中。これはまだ式が始まってないのかな?
新婦も友達としゃべってます。こういうストーリーがある感じ、いいですね。
踏切です。ヨーロッパ調ですね。
これらはファーラーのキットにどれだけ追い付けるか、自分で窓抜いてチャレンジされたもの。ストラクチャーでも車輌でも、自分でスクラッチされた方ならこれがどのくらいの手間なのかおわかりいただけるかと。
もともと藤平さんはお子さんが先に鉄道模型に興味を持たれて、お父さんである藤平さんがトップにあるレイアウトを作ってあげたそうなんです。そうこうするうちに御本人がすっかりはまってしまい、遂にはこの作品展をさかつうギャラリーで開かれるようになったんだとか。
ワタシはこのジオラマが一番好きでした。ストラクチャーだけでなく、木も自作。秋の感じが素敵ですね。
製造過程。一軒一軒を自作される方は、余程の拘りがない限り市販品の充実した現代では皆無だと思うのですけど、あえてそれをやることでこれだけ自分の個性が表現できるのですね。作りたいイメージを具体化する方法として、とても有効ですね。
これはちょっとアメリカンな雰囲気の大きなレイアウト。勿論レール以外のすべてを自作されています!
コントローラーが横っちょにチョコンとw
朝の体操かな?楽しい眺めです(*´ω`*)
とかくワタシを含め一般のモデラーは「お手軽に、実感的に」ということばかりを考えます。
この作品は、物凄くリアルというのとは違いますが、自分がイイと思うものを手間を掛けてやり遂げられてると思います。一見に値すると思うのです。
「藤平展」は巣鴨のさかつうギャラリーで、3/11までです。木曜休み、皆様是非。