最近は更新もしていないのに日々ブログの足跡が300人を越すことも珍しくなく、いささか驚いてる今日この頃です。
友人に聞いても「テルマエ?あ、ずいぶん観てないな」なんて言われる始末でして、さりとてブログ村なんかで宣伝もしてなくて、いったいどなたがこんな田舎ブログをご覧になっているのか不思議に思っております。
さて過日、阿亮鉄道模型社に遊びに行ってボソボソ喋ってる時に、棚の仕掛品が目に留まりました。
京福テキ6に似ていますが、細部のディテールがまるで違います。
洋白エッチングのボディは魅惑的な輝きを放ち、続きを作りたくなりました。
件の車体と動力を買い、ルンルン家に帰りましてその素性を調べて、初めて京福テキ20という車両を知ったのです(なお、京福テキ一党の詳細は、月刊とれいん234号に詳しく載っています)
真横。明らかにポールが車体に対して長いです(鉄コレ京福デナから外して来ました)今回は実用機ということでややウェザリングをきつめにしてあります。
旅客車と機関車は、汚れかたも違ってよいのでは、ということでタミヤフラットアース、ハンブロール62番を中心に仕上げました。
ナンバーはkitcheNの銚子旧色用から拾ってます。
車体色は以前も使ったクレオスネイビーブルー。
動力は鉄コレの単車用を前後を削って入れました。最初に買ったワールド動力はややホイールベースが短かったので他にまわしております。
ところで鉄コレ単車動力に入っているブリル21E、真ん中のバネ部分のモールドが溶けてしまったようになっている個体があるようですね。直すのも困難ですのでそのまま使ってバックレておりますが、メーカーさんには再生産の機会があれば改善して欲しいものです。
屋上にはランボードやボウの取り付け用の穴や、浮き出しのモールドがありましたがパーツ欠品のため全てを埋め、或いは削り(洋白を削るのはしんどかった!)ツルツルにします。そこに改めて自作のランボードやポール止めを付けました。
ランボードは0.5ミリ筋目板と0.5ミリ角棒を組み合わせエポキシで取り付け。ポール止めは綺麗なカーブを出したくて0.4ミリ真鍮線を焼きなまし→曲げ→焼き入れで作っております。塗装後角を剥がしたりしてちょっと朽ちた雰囲気を出しました。
前面。前後で若干表情が違います。実物はヘッドライトが必要に応じて付け外し出来る構造でしたが、流石亮ちゃん、挽き物の良好なパーツをしっかりハンダ付けしてありました。実際キットには大穴があいてますから、当たり前です。なので今回はおとなしくそのまま仕上げ、レンズを入れました。そのうち点灯式にしようかと。
あ、カプラーは手持ちのマグネ1025を上板一部カットの上で組み上げネジ止めしました。
ミニジオラマを使い、春の午後の雰囲気で撮影。
気に入っております。