鉄道模型とテルマエの部屋

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銚子電鉄デハ301 年末の整備

2021-12-19 10:04:00 | 工作記録 津田沼第二工場


…寒い。しんしんと沁みてまいります。
いろいろあった2021年も9回の裏ワンアウトランナー無しあたりまで漕ぎ着けました。
弊ブログもなんとか10年目に突入出来そうです(途中終了の危機はありましたが)
飾り棚の入れ替えをしておりますと、以前鉄コレから作った銚子デハ301が目に入りました。
飾り棚の主的にもう15年以上居座っている訳でありまして。久しぶりに取り出してみますと窓ガラスにカビが発生していたり、適当に作った下回りの見劣りが目立ちますのでこの際整備を行うことにしました。


0.5ミリ厚プラ板を15×39ミリに切り出し、ウェイトカバーが支障する部分を切り欠きます。
実物と多少の違いはありますが、キッチンの鉄コレパーツから床下機器保護柵を切り出し、床板に0.5ミリの穴を開け、耐衝撃瞬間接着剤でガッチリ取り付けました。

鉄コレの余剰床下機器を実物写真を眺めながら並べます。この模型は概ね1976年頃を模型化しておりますので、主抵抗器は旧タイプの3連、コンプレッサーはDH16を表現しております。


車体裾に塗料がまわっておらず見苦しいのはお許しを。動力ユニットは懐かしのTM-02。
モーター端子は集電板にハンダ付けしてあります。今回は徹底的に車輪まわりを#5000のペーパーで磨き、ユニクリーナーで拭き取りました。仕上げにオメガオイルを極く薄く塗ってあります。これで走りは大幅に改善し、スローもよく効くようになりました。








細かく見れば粗い部分も散見されますが、上回りは特に手直しをせずにそのまま。
ヘッドライトとビューゲル上半は本当はクリーム色だったようですが、今回はそのままにしてあります。
上り方のみに付く銚子-外川のサボは、実物写真からフォトショップで切り出しました。以前TMSで発表させていただいたデハ101と同じモノです。カプラーはオリジナル通りマグネマティック2001とし、ハフやデキを繋いで走ることもあります。
原形にすべく台車枠はD形とBWを切り継ぎました。以前作ったモノは歪みが目立ちましたのでバラしてやり直し。クレオスの水色キャップで仮止めし、耐衝撃瞬間接着剤で固定。
クレオスジャーマングレーを吹いてタミヤのフラットアースで軽くウォッシングしてあります。

初めて乗った銚電はデハ301でした。
走行中にいきなりドアが開き、ちょっとびっくりしたことを思い出します。
都電から譲り受けたビューゲルが、とにかくよく似合っておりました。1983年夏、まだワタシが10代だったころの話です。





コメント
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