いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

ものは言いよう

2023-05-24 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
Choco.と暮らしていた時、散歩のすれ違いのハードルの高さったらなかったです。
初めのころは、吠えなかったらおやつと教わっていて
ずっと相手を見させてしまっていました。
そんな状況ではがまんできずに吠えるのが当たり前です。
Choco.にとってもわたしにとっても無理難題!凹みました。
犬のトレーニングって犬に我慢を教えること?
…ではないはずですよね。


犬もヒトもそれぞれが心地よく過ごすために
犬のことをまずは知ることから。
それから犬が私たちと暮らしやすいように処世術を教えてあげること。
吠えることを「吠えちゃダメ」ではなくて
犬の言い分(吠える理由)を正しく理解して
吠え続けなくていいように教えてあげること。
Choco.には「距離を取る」ことを第1に考えていました。。
特に相手がよく知らない犬の場合は近づけることを避けました。
近づけられないから挨拶もしませんでしたし、
相手の犬が近づいてくるときにも
知っている飼い主さんなら「先行くねぇ」と言って離れるし、
知らない人には「吠えちゃうので、離れますね~」と
いうこともあれば、「トレーニング中なので」っていうこともありました。

そうそう、「トレーニング中」って結構使えましたよ。
「じゃましない」「近づかない」ようにしようって
相手が思うでしょ(笑)
これを使う時には、Choco.が吠えないうちに言うこと。
相手が移動してくれればそれでいいし、
こちらが離れていく大義名分にもなるしね。
吠えないうちに動けば、
相手がさすがトレーニングしているからねって
よいように取ってくれるしね。

飼い主が犬を学んで思考回路が変わると
犬はほんとうに犬らしく暮らせるようになりますよね。
「吠え」はコミュニケーション。
こう思えるようになれれば一歩前に進めるはずです。

自分用に…。

石川 雅美さんの投稿 2015年5月18日月曜日