いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

犬と心を通わせ、犬の心の港になること

2023-08-10 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
私たちは犬との生活(猫もだけど)に求めているものは
犬と心を通わせ、犬もヒトもはつらつと暮らしを
謳歌することじゃないでしょうか?


もちろんお互い齟齬が生じることもあるでしょう。
だって違う種なんですから。
そういう時に、お互いが分かり合うためにすることは、
ヒトが犬のことを知り、犬が理解できる働きかけをすることだと思います。
「理解できる」というのは、犬が「自分が間違っている」と
認識することではありません。
だって、犬に「自分が間違っている」はないからです。


夏目先生の投稿…
犬にとって、何にも嬉しくないよ、というようになってしまった、
家族(人間)からの働きかけをうれしくさせるように、
こちらからの働きかけを止めた状況、環境を作り
(日常的な無視を2週間ばかり作り)社会的動物には
耐えきれない刺激不足から心を壊す寸前に、
少しずつ働きかけを復活させる、というのが
愛情遮断の考え方だと思います。
そこに横たわるものは、悪いのは犬。
大切なことは、先ほど投稿したように、
犬は何を欲するのかの理解があれば、
犬が混乱しないように導くことができるはずだ、ということ。
何がどういけなかったのか学ぶべきは人。
それを理解させなければ(人間にね)、いつまで経っても、
同じことの繰り返し。
犬が混乱する接し方が日常になっている人間側の働きかけの、
何がどうイケナイかを人間が教わらず、
犬には辛い一律遮断というところに、アンフェアな感じを受けます。
(無視より罰を欲するそうです、刺激が欲しいわけですね)
この方法が一人歩きし、古典的条件づけを駆使した矯正法を
使いこなせない人が、保護犬、またはトラウマを追った犬に使用することが
問題だと思います。身体的にも負担をかけます。
ストレスによる下痢など。
咬むことは悪い、ただ、そうさせたのは人間であるわけですから、
人間の接し方をまず変えるべきでしょう。


不安や恐怖が問題行動の根源であるということから
「命の安全」「不安がないこと」「恐怖がないこと」が動物の幸せであると、
心に留めて犬や猫に接するようにすることが動物福祉であり、
犬とともに暮らすだいご味でもあると思います。