こんばんは~。
今日は午後から第2回横浜市動物適正飼育推進員研修会でした。
研修は、「動物取扱業 第1種と第2種」についてでした。
第1種動物取扱業=営利目的・登録制・飼養施設がない場合もある など。
第2種動物取扱業=非営利・届け出制・人の居住部分と区分できる飼養施設がある
一定数(犬猫の場合は10頭以上)以上の動物を飼養・保管する
どちらも動物の愛護及び管理に関する法律を遵守すること
自治体の立ち入り検査を拒否できないなどの決まりがあります。
第2種動物取扱業というのは、今回の動愛法の改正で定められたもので、主に保護動物の譲渡に
関わる人が取るのかと思っていましたが、他に非営利の動物園(野毛山動物園や、
大池公園の動物園)、盲導犬協会、補助犬協会もこれに含まれるとは知りませんでした。
講演は、神奈川県動物愛護協会の活動紹介と動物の飼育をめぐる問題解決について
横浜市港北区に動物保護施設と動物病院を併設して活動している
(公財)神奈川県動物愛護協会の山田会長のお話でした。
横浜市では、センターに収容された犬の生存率(譲渡⁺返還)が87%(全国平均65%)に対し
猫は、28%(全国平均15%)それだけ厳しいということです。(H26年度)
また、資源循環局に回収された動物は、犬が24に対して猫6,553
これだけ交通事故で亡くなっているということだそうです。
ハーネスやリードをつけて飼い主がいっしょに散歩するならいいのでしょうが、
やはり、特にねこは家の中と外を自由に…というのは無理があると思いました。
資源循環局ではなるべくその回収した動物の特徴を書くようにはしているそうですが、
それも専門家ではありませんから、なかなか特徴を言っただけで確認が難しい場合も
あるそうです。マイクロチップをすすめていてもリーダーがなければ有効ではありませんよね。
現在区役所・生活衛生課と獣医師会に加入の動物病院にはあるそうです。
・・・ということは、迷子の犬を保護したらまずは動物病院でマイクロチップの読み取りを
してもらうのがいいかもしれませんね。
動物病院なら登録者の問い合わせができるからです。(一般の人は教えてもらえません)
また交番や資源循環局委託業者にリーダーを置いてもらいたいとおっしゃっていました。
迷子や万一事故で亡くなったとしても飼い主さんに帰ってくる可能性が高くなるのにとのことでした。
なかなか進まないことも多いですが、それでも長年活動されている方の言葉には重みがありました。
ここらあたりはブログに載せても大丈夫かな?
研修会は行ってみるものですね。
次回は12月22日だそうです。
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