いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

ハーネスのお話

2016-02-05 | Choco.のトレーニング

 みなさんは、ふだん首輪ですか?ハーネスですか?

 私は、Choco.が家に来たころ…今から10年も前ですが、
そのときハーネスは、犬ぞりの犬が引っ張るための道具と言われました。
だから引っ張りが強い犬、トレーニングには不向き、ひっぱりは治らないとさえ言われたものでした。

実際にハーネスもつけたことがありましたが、Choco.が後ずさりして何度かぬけてしまい、
怖くなってつけなくなったということもありました。 
それで、ずっと首輪で暮らしていました。


首輪にはいろいろな種類があります。
ストッパーがないチョークチェーン、絞めると棘が出るプロングカラー、
首のサイズに合わせたところまで締まるハーフチョークカラー、一般的なバックルカラー。
動物福祉の観点から言えば、一飼い主としては、チョークチェーンやブロンクカラーはもってのほかでしたし、
どう考えても一般飼い主が上手に使えるはずはない道具だと思います。
幸い私が師事したトレーナーさんはそのような首輪は使いませんでした。
ただ、プレミア・カラーについては首輪ぬけしにくいこと、装着しやすいことで、ずっと使い続けていました。 

普通のバックル式の首輪のほかに、使っていたハーフチョークカラー2タイプ。 

プレミア・カラー
名前と私の電話番号が刺しゅうされているので今は迷子札がわりに常時つけています。 


ハーフチョーク・カラー
リードで引くと鎖がジャラっということで合図になるといわれて購入したもの 

ハーフチョークカラーは、ふだんひっぱりさえしなければゆるんでいます。
ひっぱったときだけ首の太さまでは締まる(刺激が入る)ので、
締まるのがいやだから引っ張らないで歩くようになる…と言われたものでしたが、
Choco.の場合はあまり関係なかったように思います(苦笑)

特に今は、犬の首を強く引くことは、犬の健康上非常によくないということですから、それは注意が必要です。

 

リードショックを使ったトレーニングをしていなかったのはChoco.と私にとっては幸いでした。
でも引っ張られたときに、リードを引き込んでいたこともあるので今考えると冷や汗ものでしたよ。
その後チャーリードッグスクールのお散歩トレーニングに参加するようになって、
ハーネスだから引っ張るわけではないということを学んだ上でChoco.にも使うようになりました。
犬が引っ張った時、飼い主がとめるのにリードを引くと、犬と綱引き状態になります。
それをさせないためには、リードは止めるだけ。それからグッパーでリードをゆるめると・・・
あぁ~ら不思議、犬は前傾姿勢(引っ張るときの姿勢)を解除して四肢でバランスよく立てるのです。
ハーネスは、止めるときに体をホールドするので犬が止まりやすいのではないかと思います。
ハーネスでの歩き方、止め方は学びが必要です。
きちんと学んで正しく使いましょう~♪ 

 

 
口が開いているのはボールをくわえているから(笑) 

Choco.が使っているのはフリースラインドハーネスというもので、ハーネスの幅が太く、しっかりと保定されます。

背中のバックルのバランスが良い。

何度も言いますが、ハーネスだからといって乱暴な扱いをすれば、やはり犬にとっては苦しいですから
どんなときでもリードはひかずに止めることを心がける必要があります。 

 

 
止めます!

 日本で暮らすわけですから、首輪またはハーネスとリードは切っても切れないものです。
犬にとって苦痛のないように、道具も吟味して選択しましょう。
もちろん正しく使いましょう♪

 

首と首輪とリードと飼い主 京子アルシャーさん の記事です

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿