いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

Choco.の名前

2017-04-25 | 叱りも罰もない犬との暮らし方

Choco.さんは飼育放棄犬で、前の家でも「チョコ」と呼ばれていました。

保護犬さんは、新しい名前にしてあげるといいと言われて私もいい名前がないか考えましたが、

ピンとくる名前がみつからず表記だけ変えて音は同じだったんです。

前の家では叱られることが多かったChoco.だったので

我が家では叱るときに名前を言うのをやめようと思いました。

でもそのころは叱っていました。

名前を呼ばれなくても叱られる恐怖と名前がつながっていたに違いありませんでした。

それがどうしてわかったかというと、名前を呼んだって手が届かない場所までしか

近づかなかったからです。

前のうちで怖い思いをしたからねぇ…とは思ったものの

じゃぁどうすればいいのかまではなかなか思い当たらなかったです。

ほめる時に名前を言ったって、Choco.さんそれがうれしいことと

結びつかなかったんだと思います。

ずっとこのままか…と思っていたころにチャーリードッグスクールと

名前を呼んでおやつに出会うことができました。

これは無償です。つまり何かをやったご褒美、報酬ではないんです。

名前という音がおやつと結びついてうれしいものになります。

そうしたらずっとうれしいものであり続けるようにしたくなりました。

名前は犬さんにとっては音でしかないから、もしうれしいもの(たとえばおやつ)

がなくなってしまったら、またただの音でしかなくなってしまいそうな気がしました。

でも、最初はおやつで、もちろんおやつは最強のものでしたが、

そのうちに「いいこねぇ」「そうそう」「大好きだよ~」「かわいいねぇ」…

名前を呼んでくれる人、自分を愛してくれる人も同じように

うれしいもの検定に合格するようになってきました。

そうやってうれしいことを上書きして、Choco.も自分の名前の入れ替えができたし、

今では自分の名前が大好きになったと思います。

だから、飼い主さんは、怖い人になっちゃいけないんです。

いつも犬さんの味方であり続けなければね。

犬さんの名前、大事にしていますか?

そして犬さんの名前、うれしいことといっしょに呼んであげていますか?

     

今日の朝んぽは遊水地公園。

たっぷり2時間くらいさまよいました~。

 

これはただのアクビです(笑)

遊水地公園のフジ。ちょっと短めね(笑)



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