よく、「大丈夫」は「大丈夫な時に」と言われますよね。
小さな子どもにもおとながよく言いますが、
「ママが大丈夫って言ったのに大丈夫じゃなかった」
子育てあるあるかと思います。
犬にとっての大丈夫はもっと気をつけてあげたいです。
なにしろ人間社会の中で暮らさなきゃならないんですから。
Choco.の大丈夫はまず距離を取ることから始めました。
遠く離れていれば刺激はそれほど強くないからです。
そして、Choco.が「犬を見た」かも…本当のところはわからなかったけど
ひょっとしたら犬のにおいくらいはわかったかも…のときに、
クリッカーを鳴らしておやつ。
はじめての散トレで、真利子先生から
「Choco.ちゃんが犬を見たら、クリッカー鳴らしておやつあげてね。
何度でもいいのよ。」と。
その時には、まぁ「犬を見た」は行動ではあるけど、
「だまっている」のは行動じゃないし…???でしたが、
クリッカートレーニングでいう「チャージング」ならわかる。
古典的条件づけですよね。
これは対提示です。
これが「大丈夫」を確実にしていきますよね。
そうやって、だんだん距離を縮めていって
最終的にはすれ違うくらい近づいても気にならないことを目指すわけです。
でも、それって結構時間はかかります。
なんせ、Choco.のどう思うか、大丈夫かなんですから。
その時に気をつけることは、
相手の犬にとってもChoco.がどうかということです。
無用の争い(吠えてしまうこと)は、Choco.にも相手にも
ありうることですから。
散トレのお仲間なら大丈夫でも、ふだんのさんぽでは
距離を縮められないことも多かったです。
だから、営業(犬同士の挨拶)は他の犬にお任せして
Choco.は高みの見物なんてやってました。
そういう時の不安は、犬だけでなく、飼い主も同じです。
だから、飼い主も犬と一緒に大丈夫のキャパを増やして、
スペースを少しずつ小さくして行けるように
進めていくことがとても大事だと思います。
ボールを咥えて歩くっていうのも、
Choco.が見出した大丈夫。
わたしにとってもよかったこと。
おぼえ書き
石川 雅美さんの投稿 2014年7月24日木曜日
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