いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

JAWS動物福祉市民講座(4)

2022-08-21 | 外部セミナー・研修会
今日の朝んぽは、湿度がすごく高くて
軽く歩くだけにしました。(4116歩)


今日は動物愛護管理センターの役割について
遠山 潤 氏(新潟県動物愛護センター  センター長)のお話でした。

私は、横浜市動物適正飼育推進員なので、
一般の飼い主さんよりは愛護センターと関わりがあり、
センターのお仕事も活動の中で垣間見ることはあります。

社会全体のため、地域のため、ヒトのための業務で
人の幸せのために、動物も助ける、って感じでしょうか。
それは、動物愛護管理法同行避難も同じスタンスだと思います。
また、人と動物が互いに幸せに暮らせる社会
不適切な飼養による、不幸な動物を減らし、収容施設での
殺社分される動物を限りなく減らしていくこと。
譲渡を通じて適正な飼い主を増やす。
などなど。

最近では、犬を家の中で飼う人が多くなったので、
徘徊する犬はだいぶ減ったそうです。
狂犬病予防法により、犬はすぐに保護されます。


飼い主のいない猫については、TNR+Mが大分浸透してきたと思います。
現場にいても数はまぁ落ち着いているようです。
それよりも多頭飼育問題が多いとのことでした。
家の中で繁殖制限をしないで増やしてしまって
匂いや、不衛生な環境で
近隣に迷惑をかけていることも多いです。
そうなってしまう人は、
生後半年ほどで妊娠が可能になること、
交尾すればかならず妊娠すること、
一度に5~6匹ほど生まれること、
1年に2回以上?仔猫が生まれること…などを
知らないことが多いです。
また、相談する人がいなくてどうしていいかわからないうちに
増えてしまうということもあるようです。
同時にかわいそうと拾ってきて増やすケースもあると聞いています。
しかもこのような場所では、健康状態の悪い個体も多くなりますから
なにより、予防が大事ですよね。

我が家の近所でもそういうケースがあり、
ボランティアの方が捕獲し、手術のために病院に搬送し、
病気の子は治療し、仔猫は里親を探し…大変だったそうです。

~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~
という冊子が環境省から出されています。
多頭飼育の予防と予備軍とみられるところに対し社会福祉等と連携して
早期介入することを目指しています。

もし、近隣でそのようなおうちが見受けられたとき、
福祉や介護の方がそういうお宅を訪問したときにも、
ぜひ、地域の行政窓口(生活衛生課等畜犬登録などの係)にご相談ください。
猫を悪者にしないためには、皆さまの協力が必要です。
どうぞよろしくお願いします。



コブシの実

17回目のうちの子記念日

2022-08-20 | 犬に学ぼう♪ 犬を学ぼう♪
とうとうChoco.がいないうちの子記念日になってしまいました。
犬と暮らすのが人生で初めての家族に、
家の中でもいろいろとやらかしてくれたChoco.でしたから、
私たちにとってはやられて気づくことばかりでした~💦



それでも17年間で緊急で病院に駆け込んだのは、
ラム入りチョコレートを食べた時と、
胃捻転の疑いで駆け込んだ2回だけ。
どちらも生きた心地しなかったけど。
大事に至らずだったのは、Choco.の運が強かったからですよね。

こんなChoco.だったから、トレーニング続けていたわけだけど、
最初の7年間の学びも今考えれば完全なものではなかったとは思う。
それでも基本は「正の強化」だったから、
その後散トレから始めたCDSでの学びにChoco.も飼い主も
スムーズに移行できて、10年間継続できたのはラッキーでした。
もちろん、最初からCDSに出会えていたら…とは今も思うけど。
散トレ中の至福の時♪

犬を変えようと躍起になるより、
人が犬のことを学び、理解することで、
家庭は犬が暮らしやすい、ヒトにも暮らしやすいものになります。

私とChoco.が10年間学び舎として育てていただいた、
犬の森@チャーリードッグスクールです。
秋の散トレに向けて、今から学び始めませんか?

朝の空気が変わった

2022-08-19 | 日記
昨日まで日の出直後といっても
気温はそこそこだったのに、
今朝は、歩き始めはひんやりした空気に包まれて
これだったら犬の散歩も安心だなぁと
すぐに、そっちに気が回った私です(笑)

そしてあっという間に夏空!


 
朝霧高原でのキャンプ(2014年)

 明日は、動物福祉協会の市民講座(4)
「動物愛護センターの役割」
「しつけと動物行動学」
を絶対聴講する!


まなびとChoco.

2022-08-18 | Choco.さんとのこと
こっそり1歳年取って、
ピラティスやヨガを始めた7年くらい前には
もっと体が動くようになりたい!だったのが、
今では現状維持できる期間をなるべく長く…に変化してきて、
もう、2,3年先だってどうしているのかわからない…( ̄∇ ̄)

自分で書いた昔のブログを読み返して、
Choco.と一緒に参加した散トレを懐かしんだり、
あの頃の学びを自分でほめたり、まだまだだったなぁと思ったり。

Choco.の吠えに問題を感じていたので、
結構吠えに関する投稿も多いです。
でも、捉え方はチャーリードッグスクールで学ぶほど
動物福祉を第一に考えるように変化してきています。

ほんとに、こう考えられるようになって
Choco.も私も楽になったなぁと思います。

ついおとといも、ヨガの先生の愛犬が
口の周りを触ると唸って咬むというのです。
それでどうしたかというと、
ネットで手袋を買ったそうで、
それをつけてやろうとするんだけど、
その手袋はごつくて、硬くて思うように
動かせない…って(苦笑)

先生には、飼い始めた時に
「しつこくかまったりしたときに、
唸ったり、咬んだりは犬にとって嫌なことされたからだから
やめてあげてくださいね。
なにか困ったことがあったらなんでも聞いてくださいね。」と
言ってあったんだけど、一向に聞いて来ないで
いろいろ試してみている様子。
こじらせないといいんだけどね。心配です。



思い出のブログ記事から…。
記事内からのリンク先は移動しているので切れています悪しからず。
チャーリードッグスクール 
右側の「吠えについて」のカテゴリーをご参照くださいね。

猫の介護と看取り

2022-08-17 | 外部セミナー・研修会
超高齢猫と暮らしているので、
猫の獣医さんである服部幸先生の
「猫の介護と看取り」のセミナーを聴講しました。

ピッチは2000年6月に家の前に箱に入れられて捨てられていたのを保護して
それからずっと一緒に暮らしています。
その時に3,4か月だったと思うので、現在は22歳になっているのかな?
去年あたりから、グルーミングや爪とぎをしなくなったので、
毎日のブラッシングと爪きり、顔や耳の汚れを拭くなど
お手入れはかかせません。
病気は猫あるあるの慢性腎不全、心臓病、甲状腺亢進症があると思われます。
腎臓は、もう2010年ころに数値が悪くなって以来、
ホメオパシーのReneelというタブレットを今も継続しています。
甲状腺亢進症は、ピッチの普段の様子からこれがあるだろうというだけです。
腎臓と心臓は急変すれば、命に係わるとは思いますが、
高齢ということもあり、検査も治療も特にしていません。

セミナーの中で、印象的だったのは、
動物は「明日死ぬかも…」という概念はないということでした。
これはChoco.を見ていてもそう思いました。
それだけ、動物の最後は潔いって感じがしています。

ピッチは最近鼓動の一回一回が大きくて
一生懸命心臓が動いているって感じです。
これからも一日一日を大切にお世話して行こうとおもいます。

2020年
ここからぐっと年を取ってきました。