いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

お散歩って何のために行くのかな?

2023-08-26 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
今日は飼い主さんがわんこさんと帰省のために
「お散歩Day!」はお休みでした~。



お外でしかおトイレをしない子もいれば、
お外では絶対におトイレもマーキングもしない子もいれば、
Choco.みたいに、家でもお外でもおトイレもマーキングも
する子もいますよね。

私の友だちの犬はお外でできないから、
お散歩もそこそこに家に戻って
トイレまで直行するそうです。
だから、お外ではいつもなんだか気もそぞろで
お散歩を楽しんでいる風には見えません。

別の友だちの犬は、せっかく家でトイレができるから
外ですることで、家でできなくなったら困ると言って
においかぎはさせないようにしています。

たしかに、仔犬の時はトイレシートでできていたのに、
大きくなったら外でしかしなくなったという子もいますけど。
そして、病気になったり、高齢になった時に
お世話が大変ということも聞くけれど、
それもこれも犬との暮らしだと思うのですよね。

反対に、Choco.は年を取ってからは
お外でマーキングすらしなくなりました。
匂いを嗅いで、メールは読んでいるだろうに
既読スルー?なんて思ったりもしたものでした。
それはそれでちょっと寂しかったです。

特にお散歩での犬の楽しみは、歩くことだけじゃないですもんね。
匂いを嗅ぐことで、世の中を知ることができるし、
遠くの犬のにおいに思いをはせる?こともあるだろうし
朝露、雨上がり、霜柱、雪…などの自然の中にも
五感を刺激するものがたくさんありますよね。

お散歩では、上手に歩けるようにトレーニングしたい時にも
犬の「楽しい♪」の範疇でやってほしいなぁと思います。








犬同士のコミュニケーション力を育てる

2023-08-25 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
犬が落ち着いていられるのは
どちらのリードも緩んでいること。


飼い主と犬とのコミュニケーションも大切ですが、
犬同士のコミュニケーションも大切です。
距離を取ることも、スルーすることも
近くで挨拶することも、コミュ力あってこそです。

犬たちのコミュ力を育むために私たちができることは、
「名前を呼んでおやつ」と「リードワーク技術」が
両輪になるでしょうね。


石川 雅美さんの投稿 2015年8月19日水曜日


道具を使うより環境を整える

2023-08-24 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方

今日みけちゃんのご飯を買いにクリニックに行ったときに、
齧るのを防止するためのスプレーを買っている人がいて
クリニックに置いているのもだけど、
なんだかなぁと思った私です。
苦いからやめるということで使うものだけど、
まぁ、効果があったって話は聞いたことがなかったです。
罰というのは、本当に飼い主にも手がかかることですからね。
齧ると思われる家具全部にスプレーしとかなきゃだろうし、
齧った時に苦くなければならないわけだから、
前もってスプレーしておいて、どれほど効果が持続するか?
だって蒸発しちゃったら苦みはないかもしれないしね。
大事な家具がシミになっちゃうかもしれないし、
齧った後にスプレーしてもしょうがないし。
第一苦いからって齧らなくなるとは限らないし(笑) などなど。

だから、そういうものを使うよりも
齧らなくて済むようにもっと環境を整えてあげた方がいいのでは?
齧るという欲求は結構強いものだと思うのですよ。
だから、犬が夢中になる別のことをさせてあげなきゃならないかも。
そのためには飼い主が楽して…は難しいですよね。
どうしたら叱らなくてもいい状況でいられるか
考えるのが先だと思います。

例えば、齧られても困らないようにカバーをする。
とかじゃなくて、
齧ることよりももっと魅力あることを犬に教えてあげる。
齧ってあそべるもの、飼い主さんが相手してくれるとか、
歩くだけの散歩から、探索したりゲームしたりしながら
飼い主さんと歩くと楽しいことがいっぱいある散歩とか、
犬の欲求を満たすことのできるものをたくさん提供してあげることかしら。

退屈もいたずらの原因になることが多いですしね。

そうやって暮らしを変えて
飼い主と一緒にいることが楽しいと犬が思えるなら
それがサイコー!
しょんぼり犬がいい子だなんて思わないでね。


おぼえ書き→プリントアウトしたのち保存。

石川 雅美さんの投稿 2014年8月23日土曜日



あたりまえを見過ごさないで

2023-08-23 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方
私はたとえば、道を渡るとき「マテ」といったら
Choco.がその場に止まった時、
「いいこ♪」と言ってたけれど、
「マテ」と私が言わなくてもChoco.が立ち止まったら…。
そのときは無言。でした。
それは、キューを出した結果かどうかで報酬のあるなしだったから。

でも普通に考えたら、止まってほしい時に止まったんだから
キューのあるなしにかかわらず、「いいこ♪」でいいはず。

結構「やって当たり前」と思って見すごしていることって
多いなぁと気づいてからは、歩調を合わせて歩いていたり、
ちらっと他の犬を見たけどスルーできたり、
道を渡る前にちゃんと足を止めたり、
そんな時には必ず、「いい子♪」「そうそう」「すごいね」って
声かけをするようにしてきました。
トレーニングだと、ほめるときにはいつも同じ言葉で、
はっきりと、と言われたけど、
ほめたり、正しいよということばがいくつもあっても
それぐらいは犬だってわかりますよね。
どれもこれも犬にとってうれしいことだったら
それはそれで犬と飼い主にとってもうれしいですもんね。

だから、できて当たり前で通り過ぎちゃうなんてもったいないですよ。
愛犬と飼い主との「うれしい合言葉」(言葉に限らず)
たくさん作りましょうね💛



感情を整える

2023-08-22 | チャーリードッグスクール犬の森の歩き方


犬は何か理由があって吠えることはもちろんあるけれど、
楽しくって感情が高まって吠えちゃうこともあるし、
思いもよらない所から犬が目の前に来て
ビックリして吠えることだってあるでしょ。

Choco.もいろんな吠えがありました。
その全部を問題視するのはちょっと気の毒な気がします。
私は結構長いこと、「吠えないこと」を目標にしてたけれど、
その時より、CDSで「吠え続けさせない」ことに気をつけて
距離を取ったり、集中を切ったりすることの方が
犬にとってわかりやすいだけでなく、
飼い主にとってもどうすればいいかわかりやすいと学びました。

同時に、おやつをあげるだけでなく、
「そうそう」や「いい子」と声を出して
犬に心地よい状況を知らせることも心がけました。
トレーニングでは、大きな声でほめることを勧められるけど、
いつも平常心で声をかけるほうが
よっぽど犬の心に染み入ると思うんですよね。
実際Choco.も私が大きな声を出すと興奮しやすかったしね。

いかにもトレーニングしてます!って感じより
いつものトーンで会話するように心地よい言葉をかける方が
犬の気持ちもスーッと鎮まるものなんですよね。

石川 雅美さんの投稿 2015年8月19日水曜日