マーケティング研究 他社事例 614 「世界の量子コンピュータービジネス2」 ~最先端研究に常にアンテナを張る企業が勝ち組に~
一見、遠い将来の話に思える未来技術が企業の投資によって急速に現実性を帯びています。
実は、同じようなことがつい10年前、AI(人工知能)の研究の分野で起こっていました。
深層学習で最先端の研究をしていたカナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン教授がフェローとしてグーグルに入社しました。
さらにグーグルは、イギリスのケンブリッジ大学出身のデミス・ハサビス博士が大学院卒業と同時に立ち上げたAIのベンチャー「ディープマインド」を、売上が無いにもかかわらず。3年後に400億円で買収しました。
その結果が、皆さんの記憶にも新しい、囲碁の世界有数のプロを打ち負かした囲碁のAI「アルファGo」の実績でした。
コンピューターが、1997年にチェスで、2013年に将棋で人間のプロを打ち負かした後でさえ、囲碁で人間のプロを打ち負かすのは2025年頃だろうと予想されていました。
それほどに囲碁は、難度が高い取り組みだったのです。
しかしながらグーグルが買収した事によってその期間が5年も早まったのでした。
自動運転の世界でも似た動きがありました。
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2004年から自動運転走行のコンテストを開いていましたが、2007年に好成績を収めたアメリカのカーネギーメロン大学、スタンフォード大学のチームは、コンテストのスポンサーだったグーグルやゼネラル・モーターズ(GM)に取り込まれていく事になったのでした。
最先端研究に常にアンテナを張らない企業は、大きな変化への対応が難しくなり、世界のビジネスから取り残されるという訳です。
研究開発費を抑えれば会計上の最高益を捻出することは出来ますが、そうした姿勢では今後は生き残れないという事でしょう。
日本企業ではトップクラスのトヨタ自動車でさえ、研究開発にかける費用は1兆1000億円程度にとどまっているのが現状です。
大学も、手をこまねいていては影響力を失っていく恐れがあります。
企業の研究開発レベルが国力を決める時代になりつつある中、それだけでは革新は生まれにくく、大学がベンチャー精神をもち異なる領域との「新結合」を求めて起業家を量産し、企業が資金を投じて開発を促進するという事で、初めてイノベーションの礎が出来るのかもしれませんね。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、風土改革を軸にした「私の職場研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。ITソフトメーカー、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
一見、遠い将来の話に思える未来技術が企業の投資によって急速に現実性を帯びています。
実は、同じようなことがつい10年前、AI(人工知能)の研究の分野で起こっていました。
深層学習で最先端の研究をしていたカナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン教授がフェローとしてグーグルに入社しました。
さらにグーグルは、イギリスのケンブリッジ大学出身のデミス・ハサビス博士が大学院卒業と同時に立ち上げたAIのベンチャー「ディープマインド」を、売上が無いにもかかわらず。3年後に400億円で買収しました。
その結果が、皆さんの記憶にも新しい、囲碁の世界有数のプロを打ち負かした囲碁のAI「アルファGo」の実績でした。
コンピューターが、1997年にチェスで、2013年に将棋で人間のプロを打ち負かした後でさえ、囲碁で人間のプロを打ち負かすのは2025年頃だろうと予想されていました。
それほどに囲碁は、難度が高い取り組みだったのです。
しかしながらグーグルが買収した事によってその期間が5年も早まったのでした。
自動運転の世界でも似た動きがありました。
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2004年から自動運転走行のコンテストを開いていましたが、2007年に好成績を収めたアメリカのカーネギーメロン大学、スタンフォード大学のチームは、コンテストのスポンサーだったグーグルやゼネラル・モーターズ(GM)に取り込まれていく事になったのでした。
最先端研究に常にアンテナを張らない企業は、大きな変化への対応が難しくなり、世界のビジネスから取り残されるという訳です。
研究開発費を抑えれば会計上の最高益を捻出することは出来ますが、そうした姿勢では今後は生き残れないという事でしょう。
日本企業ではトップクラスのトヨタ自動車でさえ、研究開発にかける費用は1兆1000億円程度にとどまっているのが現状です。
大学も、手をこまねいていては影響力を失っていく恐れがあります。
企業の研究開発レベルが国力を決める時代になりつつある中、それだけでは革新は生まれにくく、大学がベンチャー精神をもち異なる領域との「新結合」を求めて起業家を量産し、企業が資金を投じて開発を促進するという事で、初めてイノベーションの礎が出来るのかもしれませんね。
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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣