
出典:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d1ec236e4b04c4814114fc3
ロッテ球団内でのクラスターの可能性が強くなってきました。岩下大輝投手とスタッフ1名と発表されていましたが、検査結果で複数名の陽性が出た模様です。今日の試合開催可否も含めて下手をするとスポーツ界全体に影響するかも知れない由々しき事態の恐れもあります。
トランプ大統領が数日で退院したようにこの感染症自体は何の恐怖もないのが実情でしょう。問題はそれを意図的に煽り、恐怖心を植え込もうとした組織的な情報操作なのですが、メディアがそれに乗っかって、嬉々として感染拡大を報じた為にのっぴきならない事態のように持っていかれた感があります。既往症の悪化を助長するのはコロナに限ったことではないのですが、それが独り歩きして着地点を見失ったのが現状です。それにしても、東京都の感染者数が100人を下回るとメディアがとても寂しそうに感じるのは気のせいでしょうか?
にほんブログ村
ロッテ 大量感染か コロナ禍最大の危機 優勝争い真っただ中 6日オリ戦開催方向も戦力ダウン必至
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed8bebdd22273aa0d2ddec040173d31db108fd2d
※以下、引用です。
首位ソフトバンクと優勝を争うロッテで、新型コロナウイルスの感染が拡大していることが5日、分かった。前日に岩下大輝投手(24)とチームスタッフの計2人が陽性判定を受け、1軍の監督、コーチ、選手、スタッフ全員に対してPCR検査を実施。この日は発表されなかったが、さらに複数の感染者が出ているとみられる。6日のオリックス戦(ZOZOマリン)は予定通り開催する方向だが、戦力ダウンは必至だ。
完全オフのZOZOマリンスタジアムには球団関係者に加え、保健所からも職員が派遣されていた。岩下の新型コロナウイルス陽性を受け、前日に井口監督をはじめ、コーチ、選手、球団職員ら1軍に関係する全70人はPCR検査を受けていた。
一夜明け、球団は検査結果を発表する予定だったが、1日だけでは情報を整理することができなかった。きょう6日に延期した理由について球団関係者は「検査結果が出そろっていない。および、保健所への連絡、協議、判断ができていないので」と説明した。
4日朝の検温で38.4度だった岩下は千葉市内の病院でPCR検査を受け、すぐに結果が判明した。ところが他の選手は持ち込みの検査のため、陽性判定が1度出ても、2度目の検査で陰性となる可能性もある。ただ、その場合は再検査が終わるまで時間を要する。岩下以外の感染者が複数出ていることが、発表が1日ずれ込んだ理由と考えられる。
9月25~30日にかけて、阪神は5選手とスタッフ4人の感染を発表。ロッテも選手とスタッフを合わせ、阪神と同等かそれ以上の陽性判定を受けた可能性が高そうだ。
チーム内の感染をこれ以上広めないため、前日に続いて球場内の消毒作業も実施。6日のオリックス戦開催も心配される中、関係者は「明日の試合に関しては、球団としてはやる方向で進めたい」と語った。万全を期すため、ロッテ浦和球場で2軍の全関係者にもPCR検査を行った。
自宅隔離で静養に努めている岩下はこの日、「特例2020」で出場選手登録を抹消されたが、既に平熱に戻った。同様に前日感染したスタッフは発熱症状こそあるが、大事に至っていないもよう。ただ、複数の感染者による戦力ダウンは、今後の戦いに向けて大きな痛手になりかねない。
首位ソフトバンクとは残り28試合中、9試合の対戦があり、週末の9日からは、敵地での3連戦が控えている。前日には中継ぎの山本と東妻がコンディション不良でベンチ外になった。05年以来15年ぶりのリーグ制覇に向け、正念場を迎える。
≪特例2020 感染者出たら柔軟入れ替え≫「感染拡大防止特例2020(通称・特例2020)」とは、感染者や濃厚接触者などが出た場合に柔軟に選手を入れ替えられるようにする今季限りの特例。感染やその疑いで出場選手登録を外れた場合は代替選手を指名できる。また、体調の回復や感染がなかったことを証明する医師の所見などがあれば、規定の10日間を待たずに再登録できる。
▽NPB感染予防ガイドライン(抜粋)チーム関係者に陽性事例が複数発生した場合は、管轄保健所、専門家チームおよび12球団との連絡・情報共有を特に迅速に行う。また、臨時実行委員会の招集に着手し、リーグ日程、リーグ戦継続可否等、リーグ戦全体の運営を検討する。
▽阪神の大量感染 9月24日に2軍の浜地がコロナ陽性判定を受け、翌25日には1軍の糸原、陽川、岩貞、馬場とスタッフら6人の感染が判明。名古屋市内で会食をともにし、濃厚接触が疑わしいと判断された選手を含む10人が出場選手登録を抹消。計19選手を緊急で入れ替え、25日ヤクルト戦は決行された。開幕後、1軍選手に陽性者が出たのは初めてで「特例2020」の適用も導入後初となった。












現状は現行ルールの下で運営されますから仕方ないことなのですが、大事にならないでほしいと願うチーム関係者やファンの気持ちとは裏腹に、メディアは大喜びで大袈裟に報道するでしょう。これが一番の癌なのだと思います。最悪のシナリオに行き付く前に止めないと、スポーツ界全体に火の手が回ります。そうなってからではどうしようもないですからね。

昨日は甲子園の1試合のみ行われました。
【セ・リーグ】
*甲子園
巨 人
000 100 000│1
000 122 10X│6
阪 神
(勝)高橋 4勝3敗
(敗)桜井 2勝3敗
◇本塁打:(阪)大山24号②
(巨)桜井・宮國・堀岡・田中豊-大城・小林
(阪)高橋-坂本
にほんブログ村
高橋のピッチングは力が抜けて理想的なものでした。良いピッチングをすれば打たれないのは当然です。ただ、この時期になっても彼が1つしか勝ち越せてないのは、ひとえにバックの責任なのですが、「援護がなければ点を取られなければよい」とノーヒットノーランの快投の上に自らサヨナラホームランを打って見せた江夏の領域に達するにはまだまだなのかなと感じます。
にほんブログ村
阪神・高橋、江夏以来虎投53年ぶり巨人戦14K!「ビックリしてます」プロ初完投
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cf20f4d7531b70f24512e7d362db71e3d1c1d90
※以下、引用です。
阪神の若き左腕が宿敵に牙をむいた。高橋遥人投手(24)が5安打1失点に抑え、無四球でプロ初完投。自己最多の4勝目を挙げた。球団では1987年の猪俣隆投手以来、巨人戦では67年の江夏豊以来となる1試合14奪三振もマーク。今季、苦渋をなめさせられてきた「伝統の一戦」で、意地を見せつけた。
甲子園のスタンドに「あと1球コール」が響く中、高橋は宝刀ツーシームをストンと落とした。5点リードの九回2死、最後は坂本のバットに空を切らせた。プロ3年目。巨人戦での初完投は格別だ。自己最多14奪三振は1987年の猪俣以来33年ぶり、巨人戦に限れば67年の江夏以来53年ぶり。お立ち台では何度も目を丸くした。
「(プロ完投は)素直にめちゃくちゃうれしいです。三振の数?まあまあ取れたと思ってたんですけど、分からないです。14個?10いったか、いってないぐらいだと思っていたのでビックリしてます」
奪三振ショーの幕開けは二回だ。先頭岡本の懐を141キロ直球でズバッ!クロスファイヤーで腰を引かせて見逃し三振を奪うと、大山と本塁打キングを争う巨人の4番を完全に沈黙させた。四回は116キロカーブで空振り三振。七回は132キロツーシームで空振り三振を奪い、全3打席連続三振に斬った。
快投の要因は2つの緩急だ。1つは春季キャンプから習得を目指していた110キロ台のカーブ。今季初登板では1球投じただけだったが、この夜は感覚が良かったという。新球への挑戦が実を結び、「試合を組み立てるパターンに入ってきたというのはすごくうれしい」と手応えを得た。
もう1つは「奇跡です!」と驚きの発見があった。この夜、多投した130キロ台後半の直球は6割くらいで投げたという「脱力した真っすぐ」だ。立ち上がりから「力を入れても良くなかった。球速自体は10キロ近く変わるので。真っすぐを良く見せるための真っすぐです」と胸を張った。
バットでもマルチ安打&プロ初打点をマーク。「自分でもこんなにバッティング良かったっけなと思って。打撃の方を褒めてあげたいですね」とにっこり。“遥人節”でもファンを引きつけた。
野球に夢中になった少年時代、エースと言えば、巨人上原と阪神井川だった。伝統の一戦。今季は先発最多の5試合に投げ、2勝3敗となった。宿敵に負けっ放しでは終われない。若きエース左腕が希望の灯をともした。












表現が誇大なのはデイリーなのでご容赦ください。坂本と岡本が主軸の為それほど感じない方も多いかとは思いますが、そもそも巨人は基本的に左打者が中心なのでサウスポーを苦手にしています。その上、内角に食い込むクロスファイヤーがあれば右打者も簡単には打てません。昔からよく言われた「左殺し」の右打者は根本的に振り遅れ気味にバットが出る為に結果オーライでタイミングがあってしまうものだったので主力打者に左殺しはいません。
但し、今回は巨人も桜井先発ということで必死に勝ちにいく試合ではなかったということも原因にあります。元々、この4連戦は4連敗しなければ御の字で臨んだものですから、2勝2敗は上出来と思っているでしょう。結果としてマジックが4つ減り、ゲーム差も縮まりませんでしたから。裏ローテの4連戦で負け越さなかったのは、ひとえに阪神のふがいなさに他ならないのですが。
この試合を受けて、巨人は宮國と堀岡の2人をファームへ落としました。前々日の試合でもこの2人が簡単に試合を終わらせることができないという失態があったのも理由に挙げられるでしょうが、他球団にこの厳しさが持てるかどうかにも1チームの独走を許した責任が重いと考えます。

今日の予告先発でいえば、注目点はDeNAの坂本です。福岡大大濠高-立命大出身のルーキーサウスポーが菅野相手にどう立ち向かうか? 大学時代から注目していた、というより母校が痛い目にあった選手(DeNAの東、楽天の辰己、巨人の桜井と畠など)には常に注目しています。菅野が13連勝するか、どこが止めるか、に関しては今後の興味の中心になるでしょう。
<script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async></script>
パ・リーグの関心ごとはロッテのチーム状態次第ということになりそうです。阪神ならギャグで済みますが、ロッテはそうは行きません。置かれた立場が違いすぎますから。
原因もしっかり究明しないといけませんね。