Ｖリーグが開幕しました。昨年、あと一歩で逃した日本一を手にするための岡山シーガルズの新たな戦いが始まります。主将とエースが引退して新しい戦力で戦う今季は若手の成長がカギを握ります。佐々木の穴を埋めるエース候補は、吉岡美晴、古川あおいアン、西村弥菜美などですが、誰が中心を担うのか？ 佐々木の役割は攻撃の中心に加えて守備の軸でもありました。攻撃力なら吉岡、古川ですが、守備の安定感なら西村です。すっかりエースの風格を身につけた金田の対角を担える選手に成長してほしいですね。
コロナ禍の影響でリーグの運営方法など不安視される部分はありましたが、一部の会場を除いて観客を入れての開催にこぎつけました。少しずつ、日常を取り戻したいところですが、暫くは厳しいでしょう。それは仕方ないですが、そのことがストレスにならないようにはしたいものですね。
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試合予定は下記別紙の通りです。今季から12チーム総当たりのリーグ戦形式に戻りました。
【日程】2020-21 Ｖ.ＬＥＡＧＵＥ ＤＩＶＩＳＩＯＮ１ ＷＥＭＥＮ
https://www.vleague.jp/common/files/2020/schedule_women_v1.pdf
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では、初日の試合結果です。ＮＥＣレッドロケッツとトヨタ車体クインシーズの２チームは初日の試合予定がありませんでした。
*松任総合運動公園体育館
KUROBE ３-２ ＰＦＵ
┌25-20┐
│19-25│
│19-25│
│25-15│
└15-12┘
東レ ３-０ 上尾
┌25-20┐
│25-18│
└25-14┘
*アダストリアみとアリーナ
日立 ３-２ 姫路
┌25-16┐
│22-25│
│21-25│
│25-20│
└15-12┘
*ＳＡＧＡサンライズパーク総合体育館
久光 ３-０ ﾃﾞﾝｿｰ
┌25-23┐
│26-24│
└26-24┘
ＪＴ ３-０ 岡山
┌25-20┐
│25-22│
└25-21┘
岡山シーガルズの今季開幕戦は、昨季の決勝と同じＪＴマーヴェラスとの対戦でした。雪辱戦というような肩肘張った意気込みのようなものはないでしょうが、何となく意識してしまうのは仕方ありません。若干、空回りの試合になってしまいましたね。
ベンチ入りメンバーは以下の通りでした。
④吉岡美晴
⑤宇賀神みずき
⑥渡邊真恵
⑧及川真夢
⑩西村弥菜美
⑫居村杏奈
⑭宮下 遥
⑮古川あおいアン
⑱金田修佳
⑳丸山亜季
㉑高野由里加
㉒船田芽依(L)
㉗楢崎慈恵(L)
㉘川島亜依美
金田の対角は吉岡でスタートしました。両エースのスパイク得点は吉岡が10点(27.8%)、金田が12点(37.5%)で、オポジットの渡邊が11点(45.8%)でした。ミドル陣は打数が少なくてあまり機能しなかった印象。サーブレシーブ成功率が62.5%でしたから、大きく崩されたわけではないですが、それでも10ポイントぐらい悪いですね。ＪＴのスーパーエース、ドルーズに22点(52.4%)と打ちまくられては厳しくなります。林と田中の両サイドをある程度抑えられていても、ドルーズに前からも後ろからも決められてしまって苦しい試合にされました。ＪＴに殆どブロックされていないので、コースの打ち分けができれば打開策はありそうです。
明日のＮＥＣレッドロケッツ戦で白星を挙げて、スムーズなリーグ戦への入りにしたいところです。昨季はＪＴとデンソーを苦手にしていて、星勘定を苦しくしました。相性の悪い日立戦を含めての立て直しと合わせて、昨季はお得意様にしてきた他のチームに取りこぼさないことは非常に重要です。
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