選抜が開催されるかどうか？ この期に及んでやらないなどという愚かな判断をするようなら、さすがに高野連も壊滅するでしょう。今大会は開催することが至上命題となります。
今回は、秋季中国大会が行われるようになった昭和23年以降の大会結果と翌年の選抜大会に出場した学校をあげてみようと思います。中国大会の結果が出場校の選抜に利用されるようになった頃からの変遷です。第１回目は戦後から昭和40年までの記録です。
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【第１回】※1948年
▽１回戦
鯉城 ７-１ 玉島
柳井 ２-０ 岡山二
倉敷工 ８-４ 米子一
関西 10-１ 松江一
▽準決勝
関西 13-０ 鯉城
柳井 ８-０ 倉敷工
▽決勝
関 西
００１ ０００ ００１│２
０００ ０００ １００│１
柳 井
(関)吉田－堀田
(柳)中司－清池
◇選抜出場校
*関西
【第２回】※1949年
▽１回戦
鳥取西 ２-０ 松 江
倉吉 １-０ 倉敷老松
境 ２-１ 柳井
米子東 １-０ 盈進商
▽準決勝
鳥取西 ８-０ 倉吉
米子東 ４-２ 境
▽決勝
米子東
０２０ １１０ １００│５
０００ ０００ ０００│０
鳥取西
(米)綿辺－松原
(鳥)松田－青山
◇選抜出場校
*萩北
【第３回】※1950年
▽１回戦
呉三津田 ９-０ 萩
宇部 ７-５ 米子東
下関商 ２-０ 岡山朝日
浜田 ２-２ 徳山商工
浜田 ８-１ 徳山商工(再試合)
▽準決勝
呉三津田 ６-３ 宇部
浜田 ７-２ 下関商
▽決勝
浜 田
０２０ １００ １００│４
０００ ０２０ ６１Ｘ│９
呉三津田
(浜)北川－横井
(呉)島田－山田
◇選抜出場校
*呉三津田，浜田
【第４回】※1951年
▽１回戦
出雲産 ２-０ 津山成美
米子東 ４-０ 大社
広島観音 13-０ 松江産
下関商 ３-０ 浜田
▽準決勝
出雲産 ２-１ 米子東
広島観音 ２-０ 下関商
▽決勝
出 雲 産
１００ ０００ １００│２
２００ ２１０ １２Ｘ│８
広島観音
(出)石川－金築
(広)富瀬－藤井
◇選抜出場校
*広島観音，下関商
【第５回】※1952年
▽１回戦
柳井 １-０ 呉港
広島観音 ４-２ 松江
呉三津田 ２-０ 笠岡
米子西 ５-４ 尾道西
▽準決勝
柳井 ８-０ 広島観音
米子西 ６-１ 呉三津田
▽決勝
柳 井
００１ ０００ ２００│３
０００ ０００ ２００│２
米子西
(柳)戸川－福中
(米)門本－鏡
◇選抜出場校
*柳井
【第６回】※1953年
▽１回戦
岡山東商 ３-２ 江津工
米子東 ３-２ 笠岡商工
岩国 11-１ 津山
広島観音 ３-２ 倉敷商
▽準決勝
広島観音 ４-３ 岩国
岡山東商 ８-１ 米子東
▽決勝
岡山東商
３００ ０００ ０００│３
０００ ０００ １１０│２
広島観音
(岡)横溝－野上
(広)橋本･広沢－前反
◇選抜出場校
*岡山東商
【第７回】※1954年
▽１回戦
境 ３-２ 松江商
防府 ４-３ 鳥取西
倉吉東 ３-２ 盈進商
▽準決勝
防府 １-０ 境
米子南 ５-４ 倉吉東
▽決勝
防 府
０００ ０００ ０００│０
０００ ００１ ００Ｘ│１
米子南
(防)松崎･河村－藤
(米)赤井－金川
◇選抜出場校
*防府
【第８回】※1955年
▽１回戦
大社 ２-１ 柳井商工
広島商 ６-３ 安来
米子南 ７-０ 松江商
岡山東商 ９-０ 出雲
▽準決勝
大社 ５-３ 米子南
広島商 ４-３ 岡山東商
▽決勝
広島商
１０１ ０１２ ０００│５
０００ ０００ ０００│０
大 社
(広)山本－沓内･山田
(大)手銭－服部
◇選抜出場校
*広島商
【第９回】※1956年
▽１回戦
柳井 ７-０ 米子東
倉敷工 ４-０ 萩商工
呉港 ２-１ 岩国工
下関商 ６-５ 松江商
▽準決勝
柳井 ５-２ 倉敷工
下関商 ３-１ 呉港
▽決勝
下関商
０００ １００ ０００│１
０００ ０１０ ０１Ｘ│２
柳 井
(下)安野－木村
(柳)友歳－林
◇選抜出場校
*柳井，倉敷工
【第10回】※1957年
▽１回戦
広島工 ４-３ 下松工
広島商 ３-１ 浜田
広陵 ５-０ 境
倉敷工 ５-３ 呉港
▽準決勝
倉敷工 ２-１ 広島商
広陵 ６-１ 広島工
▽決勝
広 陵
０００ １００ ０１０ ２│４
０００ １０１ ０００ ０│２
倉敷工 (延長10回)
(広)佐古田－末田
(倉)河崎－大西
◇選抜出場校
*広陵，倉敷工
【第11回】※1958年
▽１回戦
西大寺 ４-３ 大田
倉敷工 11-９ 柳井
広陵 ８-３ 岡山南
吉備 ９-２ 倉吉東
▽準決勝
倉敷工 ４-２ 西大寺
広陵 ３-２ 吉備
▽決勝
広 陵
５００ ２００ ０３０│１０
０００ ０００ ０００│ ０
倉敷工
(広)迫谷－甲野
(倉)杉本･中原－四谷
◇選抜出場校
*広陵，倉敷工
※この年から春季大会が始まりますので、回数が飛びます。
【第13回】※1959年
▽１回戦
萩商工 ２-０ 境
柳井 ７-４ 尾道商
▽準々決勝
米子東 １-０ 出雲産
関西 ５-２ 松江
萩商工 ３-１ 三次
倉敷工 ３-０ 柳井
▽準決勝
関西 ３-１ 萩商工
米子東 ６-５ 倉敷工
▽決勝
関 西
０００ ０００ １００│１
０００ ０００ ０００│０
米子東
(関)佐藤－高田
(米)矢滝･宮本－清水
◇選抜出場校
*関西，米子東
【第15回】※1960年
▽１回戦
忠海 11-０ 八頭
豊浦 ３-２ 岡山東商
▽準々決勝
下関商 ２-０ 西大寺
浜田 ７-２ 広陵
松江商 ５-４ 忠海
米子東 ５-１ 豊浦
▽準決勝
米子東 ４-３ 浜田
松江商 ４-１ 下関商
▽決勝
松江商
０００ １１４ ０００│６
４０１ ０００ ０００│５
米子東
(松)中林－舟木
(米)岩本･矢滝･市岡･矢滝－海老田･川中
◇選抜出場校
*松江商，米子東，下関商
【第17回】※1961年
▽１回戦
鳥取工 ４-０ 尾道商
米子工 ７-２ 倉敷工
▽準々決勝
久賀 ４-１ 津山商
出雲産 ６-２ 鳥取工
豊浦 ７-５ 米子工
広陵 ３-２ 島根農大附農林
▽準決勝
久賀 ９-２ 出雲産
豊浦 ２-１ 広陵
▽決勝
豊 浦
０３０ ０００ ０００│３
１００ ０４０ ０２Ｘ│７
久 賀
(豊)岩本－高原
(久)岡本勝－瀬川
◇選抜出場校
*久賀，豊浦，出雲産
【第19回】※1962年
▽１回戦
呉商 １-０ 出雲産
岡山東商 ５-４ 益田
▽準々決勝
米子東 ９-２ 備前
下関商 １-０ 呉商
呉港 ４-２ 岡山東商
米子工 ２-０ 下松工
▽準決勝
下関商 ７-０ 米子東
呉港 ５-１ 米子工
▽決勝
下関商
０００ １００ ０００ ００│１
０００ １００ ０００ ０1x│２
呉 港 (延長11回)
(下)池永－秋田
(呉)松浦－北川
◇選抜出場校
*呉港，下関商，岡山東商
【第21回】※1963年
▽１回戦
津山商 ４-３ 大田
北川工 ８-１ 米子東
▽準々決勝
尾道商 ９-０ 米子工
倉敷工 ４-３ 下関商
浜田 ４-１ 北川工
津山商 ５-２ 早鞆
▽準決勝
倉敷工 ７-２ 浜田
尾道商 10-０ 津山商
▽決勝
尾道商
２００ ０００ ２０２ ０００│６
００２ ０４０ ０００ ００1x│７
倉敷工 (延長12回)
(尾)小川－寺下
(倉)戸田･羽村－田中
◇選抜出場校
*倉敷工，尾道商，下関商
【第23回】※1964年
▽１回戦
桜ケ丘 １-０ 大社
岡山東商 ８-０ 岩国商
▽準々決勝
米子東 ８-１ 関西
広島商 ４-３ 桜ケ丘
岡山東商 ７-１ 益田
鳥取西 ５-３ 広陵
▽準決勝
米子東 14-１ 広島商
岡山東商 ４-１ 鳥取西
▽決勝
岡山東商
０１０ ０００ ０００│１
０２０ ０００ ００Ｘ│２
米 子 東
(岡)平松－宮崎
(米)鍵谷－木村
◇選抜出場校
*米子東，岡山東商
【第25回】※1965年
▽１回戦
邇摩 ４-０ 鳥取西
広陵 12-２ 備南
▽準々決勝
宇部商 ２-１ 山陽
米子東 ２-０ 早鞆
邇摩 ３-１ 岡山東商
広陵 ６-３ 三刀屋
▽準決勝
邇摩 ６-２ 宇部商
米子東 ８-３ 広陵
▽決勝
邇 摩
０００ ００２ ０００│２
０００ ０１０ ０００│１
米子東
(邇)岡田－弓場
(米)木村－磯山
◇選抜出場校
*邇摩，米子東，宇部商
当初、秋季中国大会は現在の春季中国大会のような、開催県４校とその他の各県１校の８校が参加して行われていました。選抜出場校も中国からは１校か２校の出場でしたから、大会優勝が選抜出場の条件でした。その頃から鳥取県は不可思議な選抜に泣き、島根県は優遇される傾向がありました。
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昭和30年代は、issanの母校も何度か中国大会に出場しています。中々、甲子園には届きませんが。
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今後も年代を追って行こうと思います。
よろしくお願いします。
