人生も少しずつ晩年を迎えてくると時々思うことがあります。
よく、人生を4コマ漫画に例える方がいらっしゃいますよね。
4コマ漫画と言えば、私の大学の先輩でもあり、郷里の著名執筆家でもある、いしいひさいち先輩を思い浮かべます。
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「ガンバレ!! タブチくん!!」で有名なのですが、私としては高校野球を徹底的に笑い飛ばした「嗚呼! 栄冠は君には輝かない」が一番笑えたのです。
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タブチくんに関しては、当時なのでできた作品ですね。今の時代なら間違いなく訴訟に発展しているでしょう(笑) それだけおおらかだった昭和の時代だからこそ生まれた名作でした。
氏は、阪神ファンから脅迫めいたこともされたようで、その頃から顔も住所も誰も知らない「謎の漫画家」となりました。
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そして、安田投手のご逝去に際しましては、謹んでご冥福をお祈りいたします。
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アサシオくんこと、先代の高砂親方が定年を迎える際に取り上げた「ワイはアサシオや」も傑作の一つです。
あれだけコケにされた方々でしたが、一緒になって笑っていたという良い時代でした。
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これらの作品に登場する人々のような人生が送れたら、さぞかし楽しいでしょうね。
起承転結
4コマ漫画はよく「起承転結」と言われますが、それほど厳密な色分けはないように思います。
そして、人生は4コマ漫画とすれば、「2コマ目」が色々な経験を積んで成長する時期、そして「3コマ目」が充実期だと考えています。それは必ずしも「起承転結」でくくり切れない人それぞれの人生模様ですね。
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様々な人生を歩んだとしても、やがて4コマ目へと足を踏み入れます。
私自身が考えている人生模様では、還暦を過ぎた今が「3コマ目」に進んだ頃かと思っています。人生に彩をもたらすとすれば、この3コマ目は非常に大切です。そこをより充実させないと、ちゃんと「4コマ目」を迎えられません。
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自らの人生を省みる時、自分は今何コマ目にいるのか? 今のコマに何を描くのか? それらを考えていくと、何もできなかったと反省するだけの人生ではないように思います。
今の「夢幻」を楽しむことも人生の彩になるでしょう。
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ゆっくり考えると、自分の歩みも捨てたもんじゃないなと思えてくると思います。
なんちゃって人生も楽しんだ者勝ちです
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