広島で活躍されている落語家「ジャンボ衣笠」さんの落語の会。
実は、このジャンボ衣笠さんは、ダンナさんが勤務している銀行のOB。元先輩に当たります。
40歳を過ぎて落語の勉強を始め、今年定年になったのちは、年間100回の興行をこなすプロ落語家に転身された元金融マンなのです。
といっても、桂 ○○とか、柳家○○とか、林家とかの一門に弟子入りした本格派の噺家さんとは、多少趣が違うけど・・・・・・・地方版の「プチ 綾小路君麿」みたいな感じ。
あまり気が進まず出かけた会だったのですが、これが・・・・・どっこい(←死語)楽しめました。
ステージの演者もさることながら、観客のおじいさん、おばあさんの反応に大いに慰められました。
観客は、ほぼ70歳~80歳台のおじいさん、おばあさんばかり。このおじいさん、おばあさん達のノリの良いことといったら・・・・・・・ただ、だだ脱帽です
どんな些細なセリフにも全身で笑う、小噺のネタのオチを叫ぶ、一緒に民謡を歌う・・・・・・・・人前だから、とかもし間違ったら、とか、恥ずかしいとかてれくさいとか、斜めに構えたことろが一切無し
長寿世界一の日本の老人パワーの底力を見せつけられました。
前日、仕事のことで落ち込み気味だったのが、高齢者にすっかりエネルギーをもらった気分です。
おまけに、中入りのときの抽選会で『ジャンボ衣笠さんと行く再発見の旅』というバスツアーをペア一組にプレゼント、という特賞に当たったのです。
チケットの半券の通し番号を確認すると・・・・・・・『げっ、私だ』と、おののいていると・・・・・・・・、隣のおじいさんが『この人、この人が当たっちゃったよ~』と、サマージャンボ一等当選並みに喜んでくれました。
『他人のラッキーを嫉まず、自分のことのように喜ぶ』という善の心の表れですよ。おじいさん、ありがとう。『笑う門には福来る』って本当なのね
行ってみたかった奥田玄宋美術館や紅葉見物、落語会と篠笛演奏会、ワイナリー見学など、盛りだくさん。定価ではひとり9,500円です。
旅行当日は、支店長会議かあってダンナさんは参加できないそうです。
『ジャンボ衣笠さんとバス旅行に行くので・・・・・・』という理由では、欠席できない会議らしい・・・・・・
参加中です。よろしくお願いします