友人が福岡の博多座で公演中の大地 真央主演の「マイフェアレデイ」のチケット、しかも最前列をゲットした。という耳より情報を寄せてくれたのは夏の終わりのことでした。
これは「行くっきゃないでしょ」
公演日が近づくにつれ、よく博多へグルメ遠征に出かけている佐賀在住のブロ友naoさんの過去記事を検索していたら、トントン拍子に話が進んで、リアルnaoさんが福岡を案内してくださることになりました。
待ち合わせの場所に、満面笑顔で手を振りながら小走りに走って来る人がいる。初対面ながら、お互いのブログでのやりとりがかれこれ3年近く。お互いに「この人だ」と直感しあいました。
naoさんは、今回の私たちとの初対面を、ご主人に「殺されるっちゃないと???」と送りだしてもらったそうで・・・・・・・私もうちの夫に「行ってみたら【いちご娘さん】が(『キサラギ』という映画を見た人ならわかってもらえる・・・・・香川照之が演じた中年ブロガーのハンドルネーム)待ってたりして・・・・・」と脅されました。
同行した友人N子にも「一回も会ったこと無いの~」とあきれられましたが・・・・・・・大丈夫。ちゃんと想像していたとおりのnaoさんがにこやかに現れました。しかもさっそうと白いBMWに乗って。
「はじめまして」のご挨拶もそこそこに、車に乗り込み、お互いの近況を確認しあいながら、細い山道をウネウネと登って行った先は、「茅の舎」という重厚な茅葺屋根のカフェでした。そこのテラス席で、まずはゆったりとお茶。
小川のせせらぎや、山を渡る風の音が聞こえてくるような静けさののオープンエアの中で・・・・・・と言いたいところですが、女3人のマシンガントークで梢を渡る風の音は耳に入りませんでした。
左から、私、naoさん、友人N子
次に行ったのは、私がnaoさんに切望した会員制大型外資の郊外型スーパーの「コストコ」
4200円も入会費がいるので、ここは既に会員のnaoさんの会員証にすがって、同伴2名様まで無事入場。
友人N子と私は、遊びに行った神戸で「見るだけね~」と立ち寄った初イケアに夢中になって、大型家具を衝動買いしてしまい、2万円弱の宅配料を折半しあった悪癖のある二人。こういう大型倉庫型の店舗の魔力にあらがえないタイプです。
今回も、案の定、広島まで宅配してしまいました。
高い天井まで届くストックの数々。㌔単位の肉やガロン仕様の柔軟剤。
本日のメインイベントは、naoさん超おすすめのフレンチ屋台「菊屋」。
屋台文化の定着している博多でも、フレンチは珍しいみたい。メニュー表に「ラーメンはありません」と!!マーク付きで大書きされていて、店主の心意気を代弁していた。
白レバーのソテー 赤ワインソース、いろどり野菜のグリル アンチョビーソース
フォアグラのステーキ、牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
乾杯のあとは、すかさず赤ワインのフルボトルにシフトするnaoさんと友人。酒飲みの魂が呼び合うのでしょうか・・・・・
←こんな使い込んだのれんがかかっている。
それにしても、フレンチ屋台。いやん、おいしすぎる。特にレバーのソテーは、今までの人生の中での最高峰でした。
狭い店内で効率的に何から何まで一人でこなす店主の手際にも感心することしきり。
ドライブの車中、茅葺きカフェ、フレンチ屋台、グランドハイアットホテルのバー・・・・・と場所を替えながら、昼間から日付がかわるまでしゃべり倒しました。たしか・・・・私たち、この日が初対面
旅行者ではなかなか行けそうもないお店をいろいろとセレクトしてくださったnaoさんに、本当に感謝です。
今回、ご家族のためにカレーを煮込んで、次女ちゃんの剣道の試合の応援を早めに切り上げ、わざわざ高速に乗って福岡まで出てきてくれたうえ、妹さんのマンションに一泊して、翌朝イチで佐賀のご自宅に帰宅する、という無理をして、初対面の私たちを案内をしてくださいました。
私たちは、もうついていくだけで、おいしいものや珍しいものに次々と出会えるマジックアワーでした。
今回の旅の一番の感激は、もろんリアルnaoさん。私がブログを通じて想像していた「あたたかで気遣いのある、そして天然系」というイメージにぴったりな方でした。
【いちご娘さん】じゃなかったよ~(←映画『キサラギ』参照のこと)
参加中です。よろしくお願いします