京都では長男のマンションに一泊。ベッドと布団は私で、長男はもちろん床に毛布。ソファなんてこじゃれたものは無いもんね~
会社を1日お休みして、平日 月曜日の京都を一人歩き。
今回は、一人で行ってみたい場所(夫や友人は興味がないだろうと思える)があり、題して『Kyoto サブカルチャーひとり旅』←そんなだいそれたものじゃないけど・・・・・
どうしても行きたい場所がふたつ。
京阪~叡山電鉄を乗り継いで一乗寺へ。意外や、フツーの商店街の中にありました。本好きの聖地『恵文社書店』
書店というより、本にまつわるセレクトショップというか。個性的で主張のある品揃え。落し気味の照明が、秘密のおもちゃ箱みたいでワクワクこんなものまで売っている・・・・・・
←人体模型の解説本や耽美派の小説、四谷シモンの人形写真集などの集まる不思議なコーナー
本屋や図書館ではいくらでも時間を費やすことが出来ます。結局、購入したのは、佐野洋子の文庫本とポストカードとシャボン玉水。
本屋でしゃぼん玉って・・・・・・でも、売ってたんだもん。
もう一か所どうしても行きたかった場所。それは、哲学の小道のその近く。ものすご~くわかりにくい場所にある。
←初夏の哲学の小道
こんな鬱蒼とした蔦のからまる民家が、主に北欧のヨーロッパのアンティークレースや刺繍などの収集家 ユキ・パリスさんの個人コレクションです。
私は、手芸や裁縫は全くダメなのですが、手仕事のもの、布や着物やファプリックなどを見るのは大好きなんです。
どれだけ、裁縫が苦手かというと・・・・・・
長女が小2の時、出勤前に『学校の制服のボタンが取れた』と持ってきたことがあって・・・・・・その際、とっさに私がものすごく険しい顔になったのを見た長女が、『い・いい。セロテープでくっつけていくから・・・・・』と、健気に自ら打開策を講じようとした・・・・・・・・というくらい苦手です。
夫のおみやげ用にアンティークのぐいのみが欲しくて、立ち寄ったのは『PRO ANTIQUES ”COM”』
オープンスタイルで素人にも敷居が低い。大量の商品でおもちゃ箱みたいなアンティークショップです。
意外に小心モノの私は、お客が誰もいないお店に入って何も買わずに出てくる、ということが出来ないもんで・・・・・・。ここなら、フラリと入って、フラリと出てこれる・・・・とふんでいた。
気さくなお店の方が、アレコレと一緒に選んでくれました。
結局、昭和初期のガラス製品。アイスクリームカップと、水くすりの瓶。・・・・・・・・・アレレ・・・・・ぐい呑みは
←これにアイビーなどのグリーンを飾りたい。
お昼は前日満員で入店できなかったビストロ『Le Bouchon』に意地でも行ってやる、と一人ランチ。
食べログでも『安い・多い・美味しい』と絶賛コメントが多いので、平日昼間なのに満員。
サラダが葉っぱだけだったけど(ドレッシングがかなり美味しかったので文句は無い)ランチは1,000円以下でこのボリュームで、料理にコレといって不満は無い。
・・・・・でも、掃除が行き届いていなかった・・・・・・むき出しの空調のダストや高い位置の壁にホコリが黒く積もっている
古かったり、ぼろかったりするのは平気だけど、食べ物屋でキチャナイのはイヤなんだもん。場末のB級グルメならそれもありだけど、パリの街角がコンセプトみたいな店で、それはちょっとないんじゃないかい・・・・・と思いました。大きなお世話ですけど。