Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

この日焼けは健康的なのか~豪雨災害で被災してvol.5

2018-07-24 | くらし
広島ブログ

砂防ダムが決壊して、住宅に流れ込んだおびただしい土砂を前に、なにをどのようにしていけばいいのか、迷走中の私達の前に、ある日突然、救世主が舞い降りた。
その救世主、作業着を着て長靴をはいて、防災士のビブスを着て現れました。
 
災害の影響で帰宅できなくなって、町内の知人宅に宿泊されていた防災士さんが、我々の窮状を聞いてやって来てくれたのです。
そのまま自宅に戻らず、数日間に渡り、現場で適切な指示をしたくださいました。もちろんボランティア。

縁もゆかりもなくたって、助けてくれる人はいる。
『防災士』のゼッケンが輝いて見えたもんね。
近所の住民の個人の責任感だけで運営するには気力・体力の限界でしたから。

11日間、酷暑の中復旧作業を続けて、陽に焼けて顔は真っ黒になりました。
七難隠すとまでは言いませんが、どちらかというと色白だったのに・・・・この年齢で日焼けしたら、もう元には戻らないんじゃないかな(涙)

疲れすぎると食欲がわかないもの。
固形物がのどを通りません。一日1食、食べられるかどうか。
そんなときは、近所のおばあちゃんがどっさり差し入れてくれた野菜ジュースで生きつないでいたといっても過言ではない。
野菜ジュースのご恩も、一生忘れん。

あと、猛烈においしかったのがキューリの塩漬け。
水分・塩分が抜けた体に、キューリの水分と塩分がしみわたる。
今回のことで、がぜんキューリを見直しました。
声を大にしていいたい。
夏はキューリだ!熱中症対策にキューりの漬け物を全力でお薦めします。

夜は本来聞こえるはずのない水音で眠れません。
かといって睡眠薬を飲んで寝込んでるときに、また土砂崩れが起きたらと思うと、悶々とするばかり。
非常時は、誰しも心のバランスがくずれるもの。
人としてどうあるべきかを、自分に問いかけることが多かったです。

被災から一週間、毎日、住民で守り続けた砂防ダムに土木業者さんの大型重機が入った時は、思わず嬉し涙。

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