ゴールデンウィーク最中のパン屋巡りのことをまだ、引きずってシツレイします。
最終目的地は三良坂のパンの名店「麦々」に行くつもりが、三次市の畠敷町にある『骨董おおはた』さんに立ち寄って2時間超滞在してしまい「麦々」は断念することに。
骨董店って敷居が高いとか、ひとりでは入れない、買わずには店を出られないとか、いろいろ思惑がありましょうが、ここ「骨董おおはた」さんには、それが一切ありません。
品物がきれい、それでいて値付けが良心的。
骨董に興味はあるけど、どうしたら???と、迷っているかたは、ぜひこちらをおすすめします。
冨貴長春の入っ江戸時代の古伊万里の向付の鉢。ワタクシひとめ惚れしましたが、20個セット。
とてもじゃないけど買えないし、そんな個数いらないし・・・
う~ん、う~ん、最低ロットは5個くらいかな、それでも買えないな、う~ん、う~ん。
あきらめるには惜しい。う~ん、う~ん、といつまでもうなっていたら、心優しい店主さんが根負けして「バラでいいですよ」と言ってくださって。
えぇーーー良いんですかぁ、小躍りしました。
ホントは20個完品で売りたいとこでしょうに。なんて良心的な。じゃあ、2個で・・・と、甘えました。
骨董だって日常使いしてなんぼ、と思ってるから、酢の物やら肉じゃがやら、盛りまくります。
もうひとつ、南京赤絵写しの中皿。5枚組のところをnakkaちゃんとシェアして買うことに。
余白と赤色の絵柄とのバランスが絶妙。
ワタクシにとって古い時代の器とは、目と心を楽しませ、自分のつたない料理の大きな手助けをしてくれるもの。
これらの器に盛りつけるだけで、食器棚の中に並んでいるだけで、テンションが上がります。
ただ、限られたスペースの2人暮らしの家では、オットには大変不評です。