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都の感染対策の実情 11万人のボランティアにも感染リスク【本当にやるのか? 東京五輪7つの壁】

2021年11月18日 23時00分38秒 | 社会のことなど

【本当にやるのか? 東京五輪7つの壁】#3 

 東京オリンピック・パラリンピック大会のおざなりな新型コロナウイルス感染対策は、訪日外国人や選手、スタッフ向けだけではない。ボランティアもまたリスクにさらされる。 

3/4/2021

 ボランティアは約11万人。内訳は組織委員会が募集した大会ボランティア約8万人、東京都が募集した都市ボランティア約3万人だ。このボランティアの感染対策で最大の欠陥は、外部との接触を断つ「バブル」が全くないことだ。 

 米プロバスケットボール(NBA)や全豪オープンテニスなどで採用された「バブル」は、検査で陰性の選手や審判らを1カ所に完全隔離し、感染を防ぐ仕組み。 

 国際オリンピック委員会(IOC)や組織委は、選手やスタッフを選手村に集め、不必要な外出を制限することで、感染対策と主張している。だが、毎日のPCR検査もないため、選手村は「バブル」もどきに過ぎない。


  だが、ボランティアはそれすらない。そもそも宿泊場所を自前で用意するため1カ所に泊まって外部から隔離するという概念が存在しないのだ

  理由は組織委と都の経費節減だ。ボランティアの報酬は、ユニホームと1日1000円の交通費、活動中の飲食、ボランティア保険だけ。宿泊費は「自己負担・自己手配」(組織委)だ。 

 真夏の炎天下、1日8時間、計10日間をこの報酬で活動するボランティアは、コロナ前も「やりがい搾取」と批判が相次いだ。組織委と都が経費節減を優先し、ボランティアの健康確保への気配りが欠けていたためだ。コロナ禍の現在、組織委と都は、ボランティアを生命、健康に関わる深刻な感染リスクにさらしている。

  ボランティアの感染リスクをより高めるのが競技運営の過酷さだ。暑さ対策が不十分として、IOCは競歩とマラソンの会場を東京から札幌市に変更した。だが、競技開始時間はあまり変わらず、午前5時半から午前7時に始まる。マラソンや競歩のコースがある札幌市はJRや地下鉄の午前2~3時台の特別ダイヤで、ボランティアを配置する方針だ。真夏とはいえ夜通し待機すれば、体力の消耗は避けられず、免疫反応の低下を招く。 

 また、ボランティアには海外から参加予定の数千人が含まれている。訪日外国人観光客同様に入国後2週間の待機を免除するなら、内外のボランティア間の感染リスクがより高まるのは明らかだ。 

 組織委の森喜朗前会長の女性蔑視発言を契機に、組織委と都のボランティアは既に1000人以上辞退した。また、札幌市はコロナ禍で昨年3月の募集開始を見送ったままだ。日本国民の健康や生命を守るより、オリンピックの強行開催に走る政府や組織委、都の感染対策の実情を知って、なお残るボランティアは何人いるのだろうか。 

(後藤逸郎/ジャーナリスト)


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小室圭さん側 元婚約者へ解決金409万3000円支払い 振込人名義は小室さんではなく…

2021年11月18日 16時04分54秒 | 皇室のこと
振り込み人名義は小室さんでなく「ベンゴシ ウエシバ」だったという。

>小室側の顧問「弁護士上芝氏」の弁護士料も含めて、M子さんの貯金=原資は私どもの税金ですねw

秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さん(30)と結婚した小室圭さん(30)の母親と元婚約者の金銭トラブルを巡り、小室さん側が解決金元婚約者側に支払ったことが18日、分かった。元婚約者の代理人が明らかにした。

 【写真】ツーブロックのヘアスタイル…長い前髪で左目が隠れる小室圭さん


  金額は409万3000円で、元婚約者が小室家への支援名目で支払った額と同額という。これで、結婚延期の原因となっていた金銭トラブルは解決することになる。

振り込み人名義は小室さんでなく「ベンゴシ ウエシバ」だったという。

  小室さんは渡米前の12日に、母親・佳代さんの元婚約者と面会。金銭トラブルの解決で合意していた。解決金の金額は元婚約者が返済を求めていた額だという。  

ニューヨーク州の弁護士試験に不合格となり「ロークラーク(法律事務員)」の肩書のまま現地の法律事務所で働く小室さんの年収は約600万円とみられている。解決金の資金の出どころについて、面会に同席した元婚約者の代理人は「話し合いでは出なかった」と語った。小室さんと元婚約者が握手を交わす場面もあったが、双方とも終始硬い表情だったという。




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偽造手伝いで社員に“1人5万円の報酬”か…書類送検された高須院長の女性秘書 知事リコール署名偽造事件

2021年11月18日 14時02分05秒 | 事件と事故
2021/11/18(木) 07:54:26

【高須HD】偽造手伝いで社員に“1人5万円の報酬”か…書類送検された高須院長の女性秘書 知事リコール署名偽造事件

リコール署名偽造事件で書類送検された高須院長の女性秘書が、偽造を手伝う報酬として、社員に5万円を渡していたとみられることがわかりました。

 高須克弥院長の女性秘書(68)は、愛知県の大村知事へのリコール運動を巡り去年10月、名古屋市中村区で数人分の署名を偽造した疑いで書類送検されています。

 女性秘書は、高須クリニックのグループ会社「高須ホールディングス」の役員も務めていて、社員らに偽造を手伝わせた際に、1人当たり5万円の報酬を支払っていたとみられることが関係者への取材でわかりました。

 また女性秘書らによる偽造は、リコール団体の事務局長・田中孝博被告(60)らがアルバイトを動員して佐賀市で行ったとされる偽造の10日ほど前から作業が始まっていたということです。

東海テレビ
11/17(水) 16:50 



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持ち家を「1700万円」で売った“年金暮らし夫婦”が大後悔した、お金の落とし穴

2021年11月18日 11時02分39秒 | 不動産と住環境のこと

3割引きでしか売れない


Photo by iStock

 
〈至急、売却物件求む! 〉  〈高額でご自宅を買い取らせていただきます〉  こんな文言が並ぶチラシが投函されているのを、見たことがある人もいるだろう。将来、預貯金の底が見え始めたとしても、自宅を売却すれば人生最後を乗り切るだけの財産に変えられる。 


11/12/2021

 家を持っている人は、内心そんなふうに思いがちだ。岩田旭さん(73歳・仮名)も、現金の貯えが心もとないと思っているところでチラシを見て、家を手放すことを決めた。  

当初、不動産屋からは約2400万円で売却できると聞いていましたが、なかなか買い手が付かない。『1年間売れなかった場合、買取保証』という契約でしたが、不動産業者による買取価格は約1700万円にしかなりませんでした」(岩田さん)  

結局、業者に足元を見られ、泣く泣く安値で家を手放すことになったのだ。ファイナンシャル・プランナーの有田美津子氏は語る。  

不動産会社が買い取ってくれる場合、通常は市場価格の7割程度になってしまいます。古い木造住宅は売れにくいため、更地にするための解体費用がかかる恐れもあります」 

 一般的な相場では30坪の木造家屋を取り壊すのに、120万~180万円ほどかかる。さらに更地にしても売れない場合、建物があった時の約6倍の固定資産税を支払う必要が生じる。 

 自宅を売って「資産寿命」を延ばそうと思っても、下手をすると縮まる可能性もある。いくら手に入るか分からないギャンブルなのだ。 

 さらに、望んだ金額で家が売れたとしても、あなたは別の「儲け」をしなければならない。次に住む場所で、どれだけの出費が待っているのか不確定なのだ。 

 「賃貸に移れば、長生きすればするほど毎月の家賃負担に苦しむことになります。また、安い中古マンションを購入した方の中には、積立金が十分にないために、入居後に想定外の大規模修繕費を負担させられるケースもあるようです」(前出・有田氏)  

生活費が安くなるだろうと期待して田舎に移住する人もいるが、それも幻想に終わることが多い。

  東京から山梨県北杜市に移住して20年になる小説家の樋口明雄氏が語る。  「プロパンガスなので、ガス代は市ガスより嵩みます。スーパーの商品にしても、肉や魚は都市部より高い。自動車も必需品で、うちも3台持っていますが、ガソリン代や車の維持費はバカにならない。さらに地域によっては、住民税が高くなるところもあるようです」

  樋口氏曰く、田舎暮らしでは人間関係で躓く人も多いという。  

「私も移住当初は、散歩しているだけで『あんた、どこから来た。何をしてる人だね? 』と言われることがありました。ゴミ捨て場の『鍵開け当番』や子供会の手伝いもやらないといけない。そうした田舎の人間関係に馴染むのは、歳をとればとるほど難しくなる」 

 安心して住み続けられる自宅を売るのは、あまりにもったいない。 

 「資産寿命」が尽きないために今から始める節約方法はまだまだある。その詳細を後編の「毎月の「スマートフォン代」と「電気代」を、年間10万円する凄テク」でお伝えする。  

『週刊現代』2021年11月6日号より


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「100歳まで生きた人」が抱える胸の内>死にたくても死ねない…長寿大国の日本で

2021年11月18日 09時03分26秒 | 社会のことなど
日本では人口が急激に減少してゆく一方で、100歳以上人口はどんどん増え続ける。2067年にはなんと、100歳以上の人々(56万6000人)が、日本に生まれてくる新生児の数(54万7000人)を上回ると予測されているのだ。 

 前編の【周りはみんな死んでいったが…“100歳超え”のお年寄りに聞いた「リアルな生活」】では、日本で最高齢の男性をはじめ、100歳を超えた人たちが現在どんな気持ちを抱えて暮らしているかをお伝えした。後編でも引き続き、老後のリアルについてお伝えする。 

【写真】125万人が忘れている「申請しないともらえない年金」をご存知ですか

息子の嫁と二人暮らしで

Photo by iStock

 薬も飲まず風邪もひかないという浪川正二郎さん(104歳、千葉県在住、仮名)が、遠い目をしながら明かす。  

「15年前に妻が、長男も5年前に死んでしまいました。日中は庭の草むしりくらいしかすることがないから、ただ悲しさとともに生きるだけです。それまで空を照らしていた太陽が地平線に隠れて、すっかり辺りは暗くなってしまった。今の私は、そんな人生の日暮れ時を迎えています」  正二郎さんは現在、亡くなった長男の妻と2人きりで、戸建て住宅に暮らしている。  

―自分を見守ってくれる家族との折り合いはどうですか?  


 そう正二郎さんに尋ねたところ、苦しい胸の内を明かした。 

 「この家は私と息子の資金で建てたので、追い出されずに済んでいます。ただ……息子の嫁さんがつくってくれるのは、味気ない味噌汁に、野菜と魚を煮たものばかり。塩分を気にかけてのことだろうけど、あるとき『美味しくないよ』と愚痴をこぼしたら、怒られてしまってねえ

  本当はマクドナルドのハンバーガーが大好きなんだけど、嫁さんが『そんなもの食べるな』と口うるさいから、孫が家に来るときにこっそり買ってきてもらうんだ。

  嫁さんの機嫌が悪いときは、呼びかけても無視されるんだよ。私の生き死には嫁さんに握られているし、彼女は、『お前より一日でも長生きしてやる』って、そればっかり言うんだ。もう聞き飽きたよ」 

 面倒を見てもらい、ありがたいと思う反面、自分が家族の足枷になっている、その人生を奪っているのかもしれないと考えてしまうつらさ。家族関係のひずみもまた、長く生きるうえでは避けがたい悩みである。 


 103歳を迎える田岡ヨネさん(福岡県在住、仮名)は戦後まもなく、夫とともに酒屋を創業した。街の居酒屋やスナックなどに酒を卸し、生活必需品を提供する商店としても繁盛した。 

 80歳を超えるまで一日も休まず、その日の売り上げと利益を計算し帳簿をつけてきたという。ただ、最愛の夫は12年前に亡くなった。 

 ヨネさんを介護する長男が語る。

  「母は時々、自分の預金通帳を眺めて、『こんなに(残高が)減ってしまった』と嘆くことがあります。私が介護などの必要な経費に充てているから、といちいち説明するのですが、自分でおカネを管理できなくなったのが寂しいようです。 

 持病はなくても筋力が落ちていくので、自分でできることが少なくなってゆく。会話もおぼつかなくなっていますが、それでも生き続けてしまうことが苦しいようです」

11・4・2021

死にたくても死ねない

Photo by iStock

 100歳まで生きる人の中には、「死にたくても死ねない」という苦悩を抱く人もいるようだ。孤独感や介護にかかる費用面での不安や、介護してくれる家族にいつまで迷惑をかければよいのかという申し訳なさ。本当は、早く死んでしまったほうがいいのかもしれない……ヨネさんもそう思っている。 

 「母は毎朝目が覚めるたびに、『また、今日も生きている……』と思うそうです。長女を78歳で亡くしたときは、『なぜ私だけがまだ生きているのか』と嘆いていました。 

母のベッドのそばに父の遺影が飾られていて、『お爺さんのところに早く行きたい』と言いますが、身体に悪いところはとくにないから死ねない。 

 母の世代は天寿を全うするのが当たり前と考えていますから、自死などはせず、自然死を望んでいます。なので、死にたいと願いながらも生き続けてしまうことに葛藤を抱えているようです」(ヨネさんの長男) 

 100歳を超えての人生とは、生と死をめぐる葛藤と矛盾という微妙な感情を抱え、自分も、周囲も、生きていくことに他ならない。 

 昨年、103歳の生涯を閉じた精神科医の高橋幸枝さんは、亡くなる半年前に出版した著書で、「生きることとは、不安と共生しているようなものだ」と語っている。

  普段は「いつ死んでもよい」と威勢よく話していても、いざ発熱に見舞われたときは、とうとう死ぬのではないかと不安な気持ちになる。死への願いとともに生への執着も併せ持つ矛盾を抱えていると記すのである。

  100歳を過ぎれば、すでに健康を失ってしまった人もいる。幸せなのか不幸なのかという気持ちを感じることも、自分が生きているかどうかも判然としないまま、生きているケースも多い。 

 今年100歳を迎えた川崎ヨシエさん(東京都在住、仮名)は、66歳の時に下半身不随になった。ほどなくして直腸がんが見つかり、認知症も患った。それから実に33年間にわたってヨシエさんを在宅介護し続ける次女が告白する。

  「10年前から認知症がひどくなり、実の娘として判別してくれないこともあれば、『食事に毒が盛られている。私を殺そうとしている』と暴言を浴びせられることもありました。今は、自分が100歳を迎えたこともわかっていないでしょう。マスコミが取り上げる元気な100歳というのはほんの一握りだと思います。 

 認知症が悪化しても生き続けているのは本人にとって幸せなことなのか、よくわかりません」  9月20日の敬老の日に合わせて、ヨシエさんのもとに”ある物”が届いたが、それも意味がないと次女は語る。 

 「菅総理の名で100歳を記念する祝い状と銀杯が贈られてきました。さらに地方自治体からは、巾着袋と布製のカード入れ、そして袋に詰められた紙吹雪が贈られてきた。お祝いに使うようにとのことなのでしょうが、認知症の進んだ母にも私たちにとっても無用の長物ですよね」 

 これからの時代、あなたも100歳まで生きる可能性は十分にある。 

 日本では人口が急激に減少してゆく一方で、100歳以上人口はどんどん増え続ける。2067年にはなんと、100歳以上の人々(56万6000人)が、日本に生まれてくる新生児の数(54万7000人)を上回ると予測されているのだ(国立社会保障・人口問題研究所の推計による)。 

 100歳を超えてどう生きるかは、国民的な課題となっていくだろう。


成りゆきに任せて生きる


 長生きすることは、果たして幸せと言えるのか。 

 どんなときに幸せを感じるか―やや耳が遠い丸山平九郎さん(103歳、長野県在住、仮名)にそう尋ねた。 

 すると、長女を通訳代わりに、丸山さんはこう話してくれた。  

好きなときに起きて、好きなときに寝る毎日ですから、ストレスも不自由もありません。時間はたっぷりあるので、ゆっくりいろんなことを見ていますね。見る角度でお顔が変わって面白いので、仏様をずっと見るのが好きです。

  それと今は、一年にたった一度しか咲かない月下美人を、温室で育てています。5年以上も咲かなかったのに、急に咲きだすこともある。 

 時間と根気だけは人一倍あるから、一人で黙々と育てているのが何よりの幸せです。若い人たちには、この先のことを心配していても仕方がないから、明るい世の中のことを想って生きてほしいと伝えたいです」  


103歳の野呂健吉さん(北海道在住)も、前を向いて生き続ける。 

 健吉さんは趣味の弓道を12歳で始めて以来、戦争への従軍などでブランクはあったものの、今まで続けている。弓道範士九段という最高位を持つ腕前で、全国各地を飛び回って指導してきた。

 「週に2回は弓道場に出かけて弓を引いていましたが、コロナ禍で弓道場がすべて閉まってしまった。今は前向きに再び開くことを願いつつ、週4回ほどデイサービスに通いだしました。軽い運動や体操、習字などで大勢の人たちと交流する時間を共有できて、とても幸せです」 

 前編【周りはみんな死んでいったが…“100歳超え”のお年寄りに聞いた「リアルな生活」】に登場した日本人男性最高齢者の上田幹藏さんもこう語る。

  「年老いて人間関係に悩む人は多いと思いますが、あまり深刻に考えても意味がない。クヨクヨ悩まず、ただ成りゆきに任せて生きることも大切な技術だと思います

  考えすぎてもキリがない。長く生きれば、人生の重荷も増えていく。だが、それも天の配剤だ。どんなことも、やがてあるべき場所に還り、なるようになる。 

 100歳を超える人々は、そう考えて今を生きている。 


 『週刊現代』2021年10月2・9日号より

以下はリンクで>





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