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ヒトゲノム」の完全解読に成功、米研究所など発表…解読困難な8%を克服

2024年05月27日 11時05分18秒 | 医学と生物学の研究のこと

【ワシントン=冨山優介】

人の遺伝情報「ヒトゲノム」を完全な形で解読したと、米国立ヒトゲノム研究所などの国際チームが科学誌サイエンスで発表した。ヒトゲノムの解読は、日本も参加した国際プロジェクトによって2003年、完了が宣言されたが、実際には当時の技術では解読困難な部分が8%残っていた。



 ヒトゲノムは約30億対の塩基配列で構成され、細胞の中にある46本の染色体に収められている。染色体の末端や中央にある配列は繰り返
しが多いことなどが原因で、解読が難しかった。チームは新しい手法を開発し、こうした配列の解読を可能にした。

4/4/2022

 チームは「ヒトゲノムが関係する病気や健康状態についての発見を促進する」としている。

 榊佳之・東京大名誉教授(ゲノム科学)の話「画期的な成果だ。地図に例えれば、これまでは市街地部分だけだったが、山間部やへき地も書き込まれて完璧なものになった。病気との関係以外にも、人類進化の歴史や細胞分裂の仕組みなど幅広い分野での新発見が期待できる」


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ユリカモメ線、自動運転の電車>災害に無力ですね

2024年05月27日 09時29分00秒 | 日々の出来事
ビッグサイト駅から豊洲駅に向かいます

運転士のいない自動運転は、災害にメチャ弱いです。
少しの雪や風で止まりますね☆
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「中学受験はコスパが悪い」納得の理由。“高偏差値の私立中学”を目指すのは有益な投資ではない

2024年05月27日 06時06分25秒 | 受験のこと

「中学受験はコスパが悪い」納得の理由。“高偏差値の私立中学”を目指すのは有益な投資ではない (msn.com) 






 みなさんは、学歴には意味があると思いますか? 学歴社会を否定する声は数多く上がりますが、私の見ている限りでは、未だにその効力は強い。その証拠として、特に首都圏を中心とした受験ブームは衰えを知りません。


 早くは幼稚園入園以前から受験の準備は始まります。私立の幼稚園に入れて勉強をさせ、私立の小学校に入学。特別なカリキュラムを通して学力を高め、そのまま付属の中高一貫校に進学、さらに上位の大学を目指す……。


 こういった教育を施す親の真意は、「少しでも子どもに良い学歴を身につけさせたいから」だといいます。どこまでが本音かはわかりませんが、根幹をなすのは「子どもに幸せになってほしいから」なのでしょう。


 となれば、中学受験は子どもに幸せになってもらうために最適な手段かを考えなくてはいけません。ただ、私が見る限りでは、どうやらそうも考えられない。


 私は、2月20日に『東大合格はいくらで買えるか?』を上梓しています。本書では、東大生(卒業生含む)100人にアンケートを行い、そこから得られた生の東大生データを元に、様々な角度から東大受験を分析しています。


 今回は、「コスパがいいとは言えない中学受験」についてお伝えします。


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『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社新書)

◆中学受験の結果と大学受験の結果は関係がない


 そもそも、中学受験の結果は、大学受験に影響しているのでしょうか?


 今回、私が東大生に取ったアンケートでは、100人中38人が中学受験をしていないと回答しています。確かに、60%は中学受験をしており、これは高い数字でしょう。


 ですが、そもそも東大には毎年3,000人しか入れません。中学受験時の偏差値や、その人口を考えると、もしも中学受験と大学受験に強い相関があるのであれば、東大合格者のほとんどが中学受験経験者になってもおかしくはない。


 では、なぜ40%もの中学受験未経験者が東大に入学できているのか。それは、中学受験時の偏差値、学力と、大学受験には何の関係もないからでしょう。


 実際に、これを証明する研究もあります。現在、東大教授を務められている近藤絢子先生が2014年に発表した研究「私立中高一貫校の入学時学力と大学進学実績―サンデーショックを用いた分析」によれば、中学入学時の、その中学校の偏差値と、大学受験の結果には、何の相関関係もないことが示されています。


 近藤先生は、大学進学実績を決めるのは、中学受験時の偏差値ではなく、中学進学後の教育によるものが大きいと予想されています。そのため、逆説的に進学校進学の有用性が示されていると考えられています。


◆進学校に通うメリットはあるけれど


© 日刊SPA!
 私も、大学進学実績を決めるのは、中学校進学以降の学習内容に大きく依存すると考えています。だからこそ、進学校に進学することはひとつの大きな手段であることは認めざるを得ません。


 ただ、それが中学受験によって行われるべきかは、また別の話です。進んだ学習カリキュラムを手にするだけなら、進学塾に通えばいい話。開成や灘で東大受験特化型のカリキュラムを行われているわけではない以上、東大進学を目指すのであれば、むしろ進学塾に通わせた方が効率はいいでしょう。


 そして、これらの進学校は、多くが私立校です。進学塾に通えば済むだけの話なのに、さらに私立校に追加でお金を落とすのは、本質を見失い、中学校や高校のもつブランドに目がくらんでいるだけであると言わざるを得ません。


 こういった要素を加味すれば、中学受験で高偏差値帯の学校を闇雲に目指し続けることに意味はなく、むしろ中学校進学以降で教育資源を投下したほうが効果的と考えられるのではないでしょうか。


 私は、高い学歴を身に着けたいならば、中学校進学以降で勉強にいそしみ、各都道府県トップクラスの公立高校に入学するべきだと考えています。中学生にもなれば、ある程度子ども自身も物事の分別がつく歳であり、過酷な「受験戦争」に対して主体的に取り組んでいける可能性があると考えているためです。


 自我や認知能力が未発達な小学生の段階から、あまりにも多くの情報を詰め込んで優劣を決める中学受験は、子どもの将来を捻じ曲げてしまう可能性があります。首都圏に渦巻く異常な中学受験ブームですが、はやく悪い夢から覚めてほしいと願うばかりです。


【布施川天馬】


1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa)









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JAL初の試み、777退役機に搭乗して米LAへお別れフライト! 前例のない航路はどう生まれた?

2024年05月27日 03時05分30秒 | 社会のことなど



JAL初の試み、777退役機に搭乗して米LAへお別れフライト! 前例のない航路はどう生まれた?(Impress Watch) - Yahoo!ニュース 






JAL初の試み、777退役機に搭乗して米LAへお別れフライト! 前例のない航路はどう生まれた?
5/17(水) 7:50配信
1コメント1件
写真:Impress Watch

 JALは5月16日、ボーイング 777-200ER型機(登録記号:JA701J)退役機のフェリー(輸送)フライトに乗客を乗せるツアーを催行した。目的地はロサンゼルス。売却する退役機の国際フェリーに搭乗できるツアーというのはJAL史上初(本邦初)の試みという。

 【この記事に関する別の画像を見る】  

JA701Jの退役が決まった際、社内の「フェリーにお客さまを乗せられたらおもしろいのでは」との声をきっかけに、777運航乗務部 副操縦士の会田雄吾氏と山下順平氏、スケジューラーの永瀬智規氏と長野誠也氏が企画を立ち上げ、そこに運航管理者の安立里菜氏と大野暉宙氏が合流。少人数で始めたアイディアが最終的に社内50名規模のプロジェクトになったという。 

 ツアーは、5月16日20時羽田発のJL8132便としてロサンゼルスへ向かうもの。通常の日本発ロサンゼルス行きと異なる航路を取り、機体に縁のあるナパバレーやサンフランシスコ上空などを経て、JA701Jの最終的な行き先でもあるビクタービルをローパス(低空飛行)してロサンゼルス空港へと入る、このツアーだけのオリジナル航路となっている。 

 また機内では、本ツアーに限り操縦士・運航管理者ではなく添乗員として搭乗した会田氏らが、コクピットからフライトの実況解説を担当。管制とのやり取りや滑走路などについて、タキシング中や離陸といった状況ごとにリアルタイムの説明を加えるという演出が用意されていた。

  ロサンゼルス到着後にはサンタモニカ、ビバリーヒルズ、ハリウッドといった市内を巡るほか、翌日にはビクタービル空港とモハベ空港など、現地の定番スポットを抑えた観光プランもセットになっている。宿泊は滑走路ビューもある「ヒルトン・ロサンゼルス・エアポート」。

  4日間で大人1名(1室2名利用)の旅行代金は、

往復ビジネスクラス利用の窓側席で79万2000円、
往復エコノミークラスの窓側席で59万7200円。

6日間のコースも設定しており、こちらを選ぶと4日目に別料金のオプショナルツアー(ディズニーランドパーク1日、アナハイム野球観戦など)を選択できた。なお、今回の参加者は47名

  JALは今後もこうした退役機を使った企画を検討しているとのことだ。

 ■ 運航乗務部4人のアイディアから生まれた前例のないツアー  

ツアー参加者の搭乗前には前述の企画者4名が取材に応じ、プロジェクト誕生から実施当日までの経緯などを説明した。  会田氏によると、2022年の夏前に777-200ER型機の退役が決まってから、「これまで777を愛してくださった皆さまに恩返しの機会がないか」と運航乗務部で考えていたところ、業務企画職の若手社員から「売却機のフェリーにお客さまを乗せられたら」と発案があり、それをきっかけに有志が集まってプロジェクトがスタート。1年ほどかけて実施にこぎ着けたという。  とはいえ、売却機のフェリーフライトと乗客を乗せる有償フライトでは通関手続きなどの勝手が異なり、会田氏は「そもそもフェリーに乗客を乗せられるのか」という確認から取りかかる必要があったと説明する。  

ツアーの最終的な日取りが確定したのは3月末~4月頭だそうで、売却契約が成立して、引き渡し前の整備作業の日程などを勘案して決まったそうだ。1年前の時点ではコロナ禍で集客に不安を残す状況だったと言うが、結果的にはマスクルールの変更や水際制限の撤廃など追い風の吹くなかでの催行となった。 

 今回のオリジナル航路は会田氏と山下氏が訓練などで縁のある土地を経由するプランになっており、通常の航路とは大きく異なる。搭載する燃料を含むフライトプランは新たに作成する必要があり、その点でも運航管理者の2人が早期に合流したのは大きなポイントになったとのこと。  

その安立氏は遊覧フライトという特性上、どのタイミングでどのくらい高度を下げると地上が見やすくなるかなどに配慮したほか、ビクタービルをローパスしてロサンゼルスへ向かうのは、日本発の定期便と逆側からのアプローチになるため、社内や現地管制と連携してプランを練ったという。一方、大野氏は、今回の機材(JA701J)では性能上飛べない空域があり、それを踏まえてどう経路を組むかというのが難しかったという。 

 というのは、JA701Jはもともと短距離~中距離の国際線として運用していたため、北極点と地軸を補正するソフトウェアが導入されておらず、トラブルが発生したときの緊急着陸先として極域に近いアンカレッジ空港などを選択できないという制限がある。 

 ちなみに今回のフライトではダイバート先としてミッドウェーとホノルルが選ばれているとのことで、通常よりも南を経由しつつ、かつ北米大陸に近づいてからは西海岸を北からロサンゼルスに向かうため、
「本当にこの航路は成立するのか」という点を慎重に何度も検討したそうだ。


トラベル Watch,編集部:松本俊哉



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