土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

春の風物詩。

2008年03月12日 22時19分55秒 | Weblog
野中兼山が作った用水路も、春の、田植えシーズンを前に、掃除の為、水を止め、掃除します。水車も回らなくなり、雨上がりのコンクリートの道路のようです。何時もの水の流れている時と比べ、味気ない感じがしますが、これも、この地方の季節の風物詩、春が来たと言う事です。昨日愛媛大学の大田先生が、FSCの材で、建築をしているアイビーログの事を、取材に来られて、話をしました。FSCの認証の立ち上げをした方で、印象的な話をされました。日本やアメリカは、山などの持ち主は、自分の土地に人が入ってくることを、禁止できますが、ヨウロッパでは、木は切ったりしたら罰せられるが、土地に入って、山菜を取る事や、楽しむ事は法律で、許されているそうです。だから自由に誰の山でも入って、遊ぶ権利が保障されているのだと言う事です。人が育てた物以外は、自由に取って良い訳です。根本に土地は、個人の持ち物ではなく、借りている物だと言う解釈があるようです。最近、郊外の山へいくと、立ち入り禁止、または、罰金を取るなどの,建て看板をよく目にします。とても寂しい気がします。