写真は、今高知市内で建てている家の、屋根張りの写真。今回は軒の出が少ないので、母屋に、直接30ミリの本さねの板を張り、その上に垂木を流し、その間に断熱材を敷き、通気層を採り、その上に12ミリの合板を弐重に張って仕上げました。こうする事により、手間の削減と、通気を取る事により、結露が起こりにくくなる事をねらってやりました。軒の出が多い家では難しい工法ですが、厚い板を多用する事が出きるようになれば、木だけで作れると思います。手間は下から張るより減るので、木の材料代が倍以上いりますが、坪単価はそれ程は上らないと思っています。なるべく木だけ、自然素材だけで、家を建てたい方は、お問い合わせ下さい。その時は合板を使わず、18ミリの敷板で仕上げたいと思います。