古い民家を見ると、色々な工夫を見る事が出来る。古い民家と言うのは色々な経験の上に立って作られている。だから結構奥が深いのである。昔ログハウスの最大の魅力は、切り立った妻壁の急な屋根。輸入住宅に良くあるタイプだった。アイビーログ工房は、弱点を補う為に、深い軒屋根を出す事で、風雨にたいする対策としたが、屋根が広いと言う事は、屋根にお金が掛かると言う事です。写真の民家は、屋根の出を補う為に、妻壁に杉板を張っている。安い12ミリ程度の杉板でも、40年程は、風雨に耐えている。取り替える事を前提にしているので、取替えも簡単です。このように取り替える所を設け、大事な構造部分を守り、厳しい気候風土に耐える建築を作った、先人の知恵は、数字に追い回される、現代の建築に比べ、なんとも深い。持続可能な建築のスタイルを持っている事は、見習うべきだろう。
アイビーログ工房の公式HPは こちらから
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