久しぶりに、バイクツーリングに行って来た。かれこれ一年振りだ。今回はキャンプツーリング。バイクに荷物満載。しかしスポーツタイプのグッチには、自分の寝袋、マット、着替えと、テント2つ積んだら、もう限界。二台のハーレーにキッチンツールはお任せして出発。しかし、家2軒積んでいると思うと、俺のグッチも捨てたもんでもない。何か、何処へでも行ける感じがして、何となくうれしい。もう少し荷物を積めば、世界中何処へでも、バイクに乗り、一人で行けるのだ。
手前の黄色いテントが私のスイートルーム。かなり冷え込んだのだが、Tシャツで、快適に寝れたのには驚いた。30年前買った、くたびれたシェラフで。その向こうにあるブルーシートのフライは、友人のMの家。何とフライが虫に食われ穴だらけなので代用品でフライに。渋い。決して怪しい人ではない。行き先は、しまなみ海道の大三島。距離約200キロのショートツーリング。
前から気になっていた、生鮮どんぶりじゃなくて、大三島の大山づみ神社。伊予国一宮。新しい総門。初めて見た、拝殿の、瓦棟の桧皮葺の屋根。そしてここに、ログハウスがあったのには驚いた。
神輿庫だそうで、まるで正倉院のよう。案外新しい物だが、違和感無く、神社の風景に溶け込んでいた。ログハウスの新しい、いや古くからある様式。ログハウスの神社なんてのも良いのではと、感じた。地震には強いし、調湿作用や、温度を一定に保つ機能を持った、木の特性を昔の人も感じていたのだ。地震国日本の、新しい、いや古くからあるスタイル。木の国日本に合った、安全で快適。エコな建築として、もっと増えて行くと良いと感じた。今日本は、木をふんだんに使い、長寿命の家を建てて良い、時代にある。世界には、木の少ない国、緑が減ってく時代にあって、日本は、木を切る事が、環境を守れる時代にある。なんと幸せな事だろう。