土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

アンコールに一目惚れ。

2012年12月15日 22時05分30秒 | Weblog

バーモントキャスティングの、アンコールエバーバーンを取り付けて来ました。一般の民家なのですが、薪ストーブ大好き人間のOさん。国産の薪ストーブを使っていたのだが、薪の消費が激しいのと、炎をみたいので、ワンランク上のものにしたいと要望がありました。一部屋だけなので、小さめのを希望していたのだが、カタログで、アンコールに一目ぼれしたようで、予算オーバーなのですが購入する事となりました。私も、そんなに大きな機種は必要ない事は説明したのですが、好きに理由はいりません。でも結局自分が満足するのであれば、安い投資だと考え直しました。20年以上使う事もできる薪ストーブは、結局豊かな時間を、ずーっと提供してくれると思うからです。

美しい炎を見ながら食事をし、物思いにふける。読書をする。料理もできるし、来年の冬を思い、薪を集め、薪割りをし、汗を流す。それは嫌なことでは無く、楽しみでもあるのだ。それに薪は、高知に住んでいて、唯一自分が汗を流せば手に入れる事のできる燃料でもある。いきなり値上がりするオイル等と違い、汗の量に比例して蓄える事が出来るのだ。そんな薪ストーブは高知に一番合った暖房器具。高知は寒くないから必要無いのではと思う人が多いのですが、4ヶ月前後は使います。その間の豊かな時間を考えると、他の暖房器具には変えられない程、魅力的です。

薪ストーブは機種も大事なのですが、煙突も大事なのです。後付けの場合、雨仕舞いのことを考えると横出しとなることが多いのですが、横出しの場合、煙の引きをよくするために、煙突を長くする事が重要なのですが、中々伸ばせない事が多いのです。二重煙突は高価なので、薪ストーブ本体より高くなる事が多く、セットして使うには、軽自動車を買うぐらいの出費がいることもしばしばです。でも一度セットすれば後お金はいりません。豊かな時間を想うと、高価なのだけど、安い出費だと感じます。薪ストーブで新しい時間を感じる事を、私は推薦します。本当に心から楽しいから。ログハウスと組み合わせると、更に豊かな時間が手に入ります。