モトグッチのマーニ。約束通り来てくれました。実際に現物を見ると、フレームが太かったり、ハンドルの切れ角が異常に無く、日常使うには不便極まりないバイクですが、マフラーから出る、歯切れの良い、それ程うるさく無いエキゾーストノートは、かなりひかれます。あまり使い勝手が良くないのに引かれる物は、長く愛せる物が多いようです。不便を楽しむ生活を提案している私には、彼が、マーニを愛する事が良く解ります。本当に大切なものは、本質的な事を、内に持っている。オールラウンドで全てOKなんてバイクが出ても、私は買わないだろう。逆にこだわりのある製品は、役に立たなくても、買ってしまう事もある。その物が出来るまでの物語りを共有出来るから。私はログハウスが出来る過程の物語り性を、大切にしたいと思う。長く愛されるには、機能以上に、語り継がれる物語り性が大事だと考えるからだ。素材も安ければ良いと考えると、途上国から持って来た方が良い事が多いが、近くにある素材で建てる意味は大きい。土地の素材は、土地の気候風土に耐性を持っている。しかもウッドマイレージは低くエコだと言う事。自然の素材を扱う事は、田舎に仕事を生む。山が整備され、川がきれいになり海や大気も浄化される事につながる。そんな事はみんな知っていると思っていたが、関心がないのか、知らない人が、なんと多い事に逆に驚く日々が続いている。ハウスメーカーの家の寿命が、25年~から30年なのは国策だと言う人もいる。使い捨ての文化は豊かさを生まない。大切に使いたい家を作って行こう。今日の夕方KUTVで6時50分から5分間。ストーリーと言う番組でアイビーログ工房の事が放送されます。カフェIVYも録画されています。見て下さい。
今日KUTVの取材があり、Cafe IVYと香南市香我美町山北付近に建つ、3軒のログハウスの撮影をしました。番組は「Story 未来への物語」で、5月の第三火曜日、18:50~18:55の放送です。高知県の元気な企業、オリジナリティーあふれる企業を紹介する番組だそうで、司牡丹酒造から始まり、JA馬路村や牧野植物園等、高知の有名企業がずらりと並んでいて驚きます。不況の中でも、新しい挑戦、ログ構造を内部に持った、新しい建築のログシェルターや、3坪の避難場所にもなるログの別荘、cafeも評価されたのではないかと思います。
焚き火も出来るcafeと言う事で、さっそく焚き火をはじめると、さすがに皆感度が良く、楽しんでくれました。ここの気持ち良さは、ダム湖に非常に近いロケーションが大きく影響していて、他にはない気持ち良さが特徴。
昼頃になると、デッキは木陰に覆われ、とても快適。時間によって、風が吹いたり陽射しも変わり、景色も変わるので、楽しく飽きない。
短い放送なのですが、取材は時間をかけてじっくり丁寧に行われました。アナウンサーが来ると思っていましたが、自分が一人で話す事になり、少し慌てましたが、何とかOKが出てほっとしました。これからこの場所で、木の建築について、少しでも多くの人に、住み心地や木の特性、欠点や長所。メンテナンスのこと等、木の知識が気軽に得られる場所にしたいと考えております。又ライフラインから独立した生活を、ログハウスや焚き火、釣りを通して、新しい土佐発の遊びを提案していきたいと考えています。土佐だから出来る事を、発信する場所にして行きたい。5月15日の放送見て下さい.
今年は久し振りに庭の梅が実を付けた。ここ数年実を付けず、心配していたが、今年は、20あまりの実を付けてくれた。何だか凄く嬉しい。数は少ないが、梅酒に使おうか、梅干しにしようかなんて考えている。取らぬタヌキの皮算用をしているが、実りは本能的に嬉しいものだ。カフェ アイビーの庭にも野苺が赤くなって彩りを付けてくれている。食べると、野生の甘みが新鮮で、非常に美味しく、鳥たちと取り合いになっている。鳥も美味しい物を知っている。そこで野苺のゼリーを作って見ると中々好評でした。期間限定のメニュウとして定着するかも。もちろん数限定となりますが。斜面には色々な植物が生えていて、嫁さんには宝箱にみえるようです。私に取っても、色々な植物を見れるこの斜面は、宝物になっています。生物多様性を感じられる場所です。