( 03/15 撮影 )
五稜郭タワーの塔体が、ライトアップされ“イエロー”に染まる...。今週は、塔体が9日に
「レッド」、10日、11日は「グリーン」に続き、今日は“イエロー”と色とりどりに変わっ
た。これまでは医療にかかる早期発見や早期治療などの啓発活動を目的としたものが多かった
が、今回はVリーグ所属男子プロバレーボールチーム「北海道イエロースターズ」の試合が函
館で開催されるのに合わせて、応援を込めてのライトアップでスポーツ団体とは初コラボ..
「北海道イエロースターズ」は既にリーグ戦東地区で圧倒的な強さで優勝を決めており、今月
下旬のチャンピオンシップに駒を進める...。ところで、三脚を立てシャッターを押してい
ると通りがかりの観光客の方から「タワーは毎日色が変わるんですか」と声を掛けられ、事情
を説明して理解をしてもらったが「毎日色を変えて、レインボータワーにすると楽しいですよ
ね」といって立ち去った。なるほどそれも面白いが、五稜郭タワーの担当の方は大変だ...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
今日11日はあの痛ましい “東日本大震災” の発生から14年を迎えた..。かけがえのない
多くの命が奪われ、14年経っても未だに2万7千人を超える被災者が避難生活を余儀なく
されている。歴代総理から「東北の復興なくして、日本の再生なし」という言葉を良く耳に
したが、震災の復興はまだ道半ばともいわれ、というより被災者に寄り添っての復興はまだ
まだこれからと思うし、何よりも震災の記憶が失われていくのではないかと、懸念する..
この震災で、函館でも大きな揺れの後、駅前朝市や赤レンガ倉庫群周辺が津波による冠水で死
者が出るほどの被害を被った..。赤レンガ倉庫群周辺では1.2mの冠水、震災で得た教訓
忘れてはならないと「TSUNAMI」と記載した銅板のプレートが倉庫の外壁に貼り付けられてい
る(真新しかった当時のプレートも、経年で錆が上がっているが)。切迫する日本海・千島海
溝巨大地震、先日「ひずみ」の蓄積がすでに巨大地震を引き起こすうる程度まで進んでいる可
能性があるとの発表があった。我々も常に身の安全と、いざの時の行動を考えておかないと.
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
「“キハ40”、間もなく引退だよ」とメールをもらう...。JR北海道のローカル線の主力車
両として活躍してきた「キハ40形気動車」が3月のダイヤ改正で函館本線の定期運行から退く
とのことで、函館駅構内にも「この春、函館本線を卒業します」とのポスターが掲げられてい
た。“キハ40”は国鉄時代の昭和46年(1977)に登場し、北海道には寒冷地仕様の北海道形と
して150両を製造、道内各地で活躍「ヨンマル」の愛称で鉄道ファンにも親しまれてきた..
初物、限定、最終などを見逃せない野次馬としては、行くしかないと撮り鉄に変身..。函館
本線の長万部~函館間を3時間かけて走る“キハ40”を大沼駅と大中山駅で狙う。大中山駅で
は、上りの“キハ40”の撮影を終え帰ろうとすると、並んでシャッターを押していた撮り鉄さ
んから「下りを撮らないで帰るの?」と止められ、函館~森間を走る2両編成の“キハ40”も
撮影することが出来た。半世紀近く走り続けた“キハ40”に「お疲れ様」と声を掛けながら.
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)
航海士や機関士を目指し“長期乗船実習”に臨む函館水産高校2年生31人を乗せ、1月30日函
館港を出港した北海道教育委員会実習船「若竹丸」(692㌧)が、38日間の乗船実習を終え、
今朝函館港に無事帰港..。吹雪の函館港に姿を現した「若竹丸」だったが、海岸町船溜まりに
着岸する頃には吹雪は止み青空も顔を出し、保護者や在校生、学校関係者などが出迎え、日焼け
した実習生に「お帰り!!」「お疲れ!!」と労いの声を掛け、笑顔で無事の帰りを喜んでいた..
実習生は、太平洋上の公海で機器の取り扱いや航海の技術などを学びながら、ハワイ沖ではマグ
ロ延縄操業に挑戦...。捕獲したマグロ約800キロが船倉から吊り上げられる様子を実習生
たちは操業の苦労を思い出しながら甲板で眺め、下船した後ひと月余りの過ごした「若竹丸」の
前に並び「ありがとうございました」と感謝の気持ちを表していた。水揚げされたマグロは、こ
の後函館市内で解体、缶詰などに加工し、6月頃生徒自ら地元のスーパーで販売実習を行う..
( 今朝、同じ時間に実習船「北鳳丸」(664㌧)が専攻科航
海実習から戻り、久しぶりに「若竹丸」と「北鳳丸」が並ぶ )
( ※ 小さな写真6枚は左クリックで拡大する。)
( 小さなお椀にご飯、サラダとお代わり自由のコーヒーがついて570円 )
大学の会議室を借りて、加入する団体の打合せを終えて学生食堂に立ち寄り昼食...。春休み
に入って学生達の姿はなく、閑散として静かすぎる学生食堂。学食のマスターも「入学式までこ
んな調子なんだ」と暇な様子。カウンター前にあるメニューカードに“ちゃんぽんセット”を見つ
け差し出すとマスターから「春休み限定のお勧めだよ」とのこと。ほどなくして「出来たよ~」
の声に呼び出され、カウンターでトレーを受け取ると、トレーの上に乗せられた大丼に入った野
菜や海鮮など具沢山の“ちゃんぽんセット”、相変わらずのボリュームだが、しっかり完食...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
加入する団体の事業「市民公開講座」を来週“函館競輪場”での開催を予定しており、その事前
の打ち合わせで訪ねてきた...。“函館競輪場”は、昭和25年(1950)に全国47番目の競
輪場として開設され、今年で75年を迎える。競輪事業の収益は函館市の財政状況の改善に貢
献しているが、開設時の状況を含め75年の歴史を改めて、紐解いてもらおうとの企画...
講座は場内のシアターで行い、終了後は普段立ち入ることの出来ない競輪場内の施設を案内し
てもらう...。今日の打合せは、その段取りと案内してもらう施設を見学させてもらった。
「こんなんになってんだ」と興味津々で眺めてきたが、参加していただく皆さんに満足しても
らえる講座になればと願いながら。ところで、他場の場外発売が行われており何十年振りかで
車券を購入したが、当然のように外れ!! 講座で当たり車券の買い方を教えてくれないかなあ.
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)
文字や言葉の意味をアートとして表現を加えた作品を集めた特別展“文字の芸術をめぐる旅”
が道立函館美術館で開催されている..。函館美術館所蔵作品を中心に71作品が並べられ、
アートの中の「文字」など7つのテーマに分けられ、アートとして文字の面白さや魅力に触
れることができる。石飛博光の作品、サザンオールスターの楽曲「TSUNAMI」の桑田佳祐の
書いた歌詞が、ひらがなや漢字、アルファベットを交えて書かれており、名曲を思い出しな
がら文字を追っていく。特に、屏風全体に大きく力強く書かれた「波」の文字は印象的...
いつもは撮影御法度の特別展..。今回は、受付で係の方から「フラッシュを使用しなければ、
会場内の撮影は良いですよ」と声を掛けられが、迷惑をかけないようにどう撮ろうかと悩みなが
らも5,6回シャッターを押してきた。嬉しいことにこの特別展、65歳以上の高齢者は無料で
観覧できる。また、次回の特別展は「山下清生誕100年」を記念しての開催、楽しみだ...
( ※ 小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)