函館の冬の風物詩ともなっている特別史跡・五稜郭跡で星形の堀が光で彩られるイルミネーショ
ン“五稜星の夢”...。12月に始まったこのイベントも気がつけば今日が最終日、一度は上か
ら眺めないと、と募金をしての招待はがきを手に日没をめがけて五稜郭タワー展望台へ。この時
間になると観光バスもなく、受付もスムーズに通過してエレベーターに乗り込んだが、何と展望
台の中は黒山の人、しかも手すりに座り込み窓から離れず、カメラを向けるのは難しそう...
日没を待って五稜郭の堀の周りに設置された約二千個の電球に明かりが灯ると、イルミネーショ
ンで縁取られた五稜郭の星形の輪郭が幻想的に浮かび上がる...。日没後の青みがかった五稜
郭から、時間の経過と共に薄暮の中の幻想的な輝きの五稜郭もまた格別な光景を見せてくれる。
と、閉館の館内放送が鳴り見物されている方からも「あ~あ」と心残りのような声も聞こえる。
展望台に鎮座するブロンズ像「土方歳三」は、この後誰にも邪魔されないで眺められるね...
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( 02/23 撮影 )
先月、函館空港に台湾・エバー空港の特別塗装機を撮影に行った際、タイガーエア台湾の特
別塗装機“楽天モンキーズ”がエンジントラブルで離陸できずにいたが、その後2週間ほど止
まりエンジン交換を行い、エンジン調整を繰り返していたようだ..。その特別塗装機“楽天
モンキーズ”が運航復帰後初めて函館に戻ってくるとの情報を耳にして、野次馬根性むき出し
に車を高松展望台に走らせた。ほぼ定刻、東の空に元気な姿を見せる“楽天モンキーズ”..
飛来した特別塗装機“楽天モンキーズ”は、台湾のプロ野球チーム「楽天モンキーズ」とコラ
ボレーションしたエアバスA320-232型機(客席170人)で、楽天モンキーズのマスコットキ
ャラクター「ロッキー」とチームロゴ「Rakuten Monkeys」が大きく描かれている。タイガ
ーエア台湾は2023年5月に函館-台湾線を再開、現在函館空港には週5便運航しており、特
別塗装機“楽天モンキーズ”は2023年10月の初飛行以来何度か姿を見せてくれている...
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( 02/23 撮影 )
函館の冬の夜空を彩る“はこだて冬花火”..。2月の毎週土曜日、緑の島から打ち上げられる「は
こだて冬フェスティバル」のイベントの1つ。4回撮れるな、と意気込んだものの気がつくと今日
が最後の“はこだて冬花火”。さて、何処からと悩みながら思い切ってと函館山山麓の高台に三脚を
立て待機する。日中は日射しもあり暖かかったが、さすがにこの時間になると風は冷たい....
函館山山頂には及ばないもののここから眺める夜景も素晴らしく、夜景とのコラボだなと意気込み
打ち上げを待つ..。と、目の前にいきなり花火が打ち上がり、慌ててファインダーを覗きながら
冬の澄み切った空に上がる花火の鮮やかさに見とれているうちに、打上は終わった。打上げ時間は
凡そ10分、何回となくシャッターは切ったのだが、満足できるものはなく来年に期待だな...
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所用で北斗市に車を走らせたが「上磯駅に“ひな飾り”が置かれている」との話を聞き、立ち
寄ってきた..。上磯駅は、函館駅から凡そ20分、列車は1日25本で乗客130人ほど
が通勤や通学に利用さている無人駅。その待合室の一角に、人形店から提供を受けたという
ガラスケースに入った男雛(おびな)と女雛(めびな)に加え、つるし雛も飾られておりホ
ッコリとした気持ちにさせてくれる。壁にはひな祭りやつるし雛の人形のいわれが書かれた
掲示物もあり、次の列車に乗り込む方と「な~るほど」といいながら読ませてもらった..
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高丘町へ打合せに向かう途中、松倉川河畔に立ち寄り“バードウォッチング”を楽しむ..。特に
何か目的があってということもなく、単なる時間調整だったが河畔に佇み川の流れを眺めると、
多くの野鳥が餌を啄んでおり「ちょっとした“バードウォッチング”だな」とカメラを向ける..
捉えたのは「カルガモ」の中を泳ぎ回るほおに大きな白い班が特徴の「ホオジロガモ」...。
潜水が得意とあって尻尾を突き上げ水の中に入ると、どこから浮かび上がるか分からないほど長
く潜る。小枝の上で羽を休める「カワアイサ」は、食事を終えたのかノンビリと毛繕い。15分
程度の時間だったが楽しませてもらった、今度は河畔を歩いて“バードウォッチング”だな...
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( 02/15 撮影 )
手作りキャンドルに明かりを灯し冬の景観も楽しんで貰おうと、公園や沿道などをキャンド
ルで彩る「シーニックdeナイト」、今夜は“五稜郭公園”で行われた...。公園の外周園路
に約1200個のキャンドルが並べられ、午後5時過ぎスタッフの皆さんが1本1本キャン
ドルのローソクに火を灯すと、薄暮の中に優しく温かい明かりが “五稜郭公園” を包む...
“五稜郭公園”で開催中の「五稜星の夢(ほしのゆめ)」、堀の内側を星形に飾られているイル
ミネーションと堀を挟んでの光の競演...。観光客の皆さんも「きれい!!」と歓声を上げス
マホを向けていたが、キャンドルは「五稜星の夢」の灯りとは違ってほんのりと輝く「ロウソ
ク」の灯りは幻想的でホッコリさせられる。しかし、明かりを灯し始めて間もなく小雨がぱら
つき始め、撤退を余儀なくされたがスタッフの皆さんにはキャンドルの回収が待っている..
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