函館で最も古いといわれている寺院「曹洞宗 高龍寺」...。その「高龍寺」では、毎年この時期
「金毘羅尊天例大祭」が行われているが、今年も新型コロナウイルス禍の影響でアトラクションや
宝物展などが中止、ご祈祷法要のみが行われた。変わりにと、普段は随時行われている高龍寺
所蔵の掛け軸や書の虫干しを、この例大祭にあわせて見てもらおうと“掛け軸虫干し展”を企画...
“掛け軸虫干し展”は、高龍寺の長い歴史の中で檀家さんから寄贈を受けた巨大な掛け軸から
年代物の掛け軸など120本余りが、本堂に向かう廊下や金比羅堂に所狭しと並べられ、高龍
寺でもこれほど多くの掛け軸を目にすることは初めてとのこと...。文字や絵も素人には難しく
理解のできない物が多いが、この掛け軸を通して思いを馳せ、また、楽しませてもらった。この
虫干し展は、20日まで。ところで、高龍寺境内にある大銀杏、秋色に染まり間もなく見ごろ...
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