北海道エアシステム(HAC)の2号機として平成10年から23年にわたり北海道の空を
飛び続けてきた“SAAB2号機”(SAAB340B-WT型機:JA02HC)..。HACの「ATR
機」への機材更新で、“SAAB2号機”も今日のラストフライトでその役目を終える。全道各
地に暴雪警報が発令する中、今朝の丘珠便でその勇姿が見られるとスマホの運航情報を見な
がら函館空港へ車を走らせた。幸い青空も覗く函館空港へ10分ほど遅れて無事着陸...
“SAAB2号機”は、この後釧路空港でラストフライト記念行事が予定されていたようだが
悪天候のため欠航となり中止..。明日、丘珠空港から機体の整備のため鹿児島空港まで、
途中三沢空港、中部国際空港を経由し日本列島縦断の退役フライトが行われ、整備の後米国
に向かう。HAC保有のSAAB機はすべて退役し、国内の航空会社からも姿を消す。丘珠
便には何度もお世話になっていたので、この2号機にも多分幾度となく搭乗していたはず..
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)