( 08/15 撮影 )
函館八幡宮の例祭で、2年に一度御神体を神輿に乗せ、函館の西部地区を巡行する「神輿渡御」
が行われる...。巡行は、神様が市民の暮らしぶりをつぶさにご覧になるのが目的とのこと
で、本来なら重量1.5㌧の函館市指定文化財の大神輿の出番のはずだが、新型コロナの感染防
止のため使用せず、若者たちが担ぐ中神輿と子ども達が担ぐ小神輿の2基約6.5kmの道のり
を練り歩いた。小雨が降り出した午後4時過ぎ、巡行を終え参道石段下の鳥居の前に到着...
巡行の最後は、境内の本殿に続く134段の“石段かけのぼり”...。参道を神職がお祓いで
清めた後、御神馬に見立てたドサンコに続き、保育園の園児たちが担ぐ神輿、八幡宮剣道場神
威館の子ども達が担ぐ小神輿が登る。最後に、法被や白装束姿の30人ほどで中神輿を担ぎ上
げ、気合いの入った「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに石段を一気にかけのぼり、
小雨の降る参道を埋める参拝客も、その迫力に驚きながらも手拍子と歓声で応援している..
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