1日、舞鶴港を母港とする海上自衛隊第3護衛隊所属の護衛艦“ひゅうが”が函館港港町ふ頭
に入港...。2日一般公開が行われ、一度見学しているが野次馬としては見逃すわけには
いかないと、“ひゅうが係留されている”港町ふ頭に車を走らせる。港町ふ頭には、これまで
巨大クルーズ客船が何度も入港しているので驚かないが、それでも自衛艦特有グレーの船体
をふ頭一杯に横たわる“ひゅうが”に、子ども達と一緒に「でっけい...」と声を上げる..
“ひゅうが”は、ヘリコプター搭載護衛艦(基準排水量14,000㌧)で海上自衛隊が保有する護
衛艦の中でも最大級...。格納庫には最大ヘリコプター10機が格納でき、同時に3機が
離発着出来るとのこと。その格納庫からヘリコプターを搬出するエレベーターに乗って15
mほど上の甲板に案内される。甲板に降ろされると「広いなあ」の驚きの声が聞こえる...
ちょうど陸上自衛隊帯広基地隊のヘリコプターが、着艦するデモがあり見学者は釘付け...。
小型のヘリコプターで驚かされたが、函館には帯広から2時間程度の飛行で、役割を訪ねると、
乗務してきたパイロットは「このヘリコプターの任務は戦車を攻撃するものだが、ウクライナ
での戦いでも見られるように、今は無人のドローンがその主役になっている」とのこと...
函館港まつりに合わた自衛隊の広報イベントで訪れた護衛艦“ひゅうが”...。入港の1日は
大雨で出迎えは出来なかったので、せめて見送りにと再び港町ふ頭へ。ところが、出港時間が
近づくと雨が降り出し、近くでファインダーを覗くカメラマンも「“ひゅうが”は持ってるなあ、
雨を..」とちょっとあきらめ顔。それでも隊員の皆さん、帽フレで別れを惜しんでいた...
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