( 03/21 撮影 )
先日消防本部で行われた市民公開講座「大火に学ぶ函館の街づくり」を拝聴した際、消防職員
から「毎年函館大火を教訓として、消防訓練を行っている」と聞いて見学させて貰うため市役
所前に向かう..。昭和9年に発生した函館大火を教訓とした“烈風下等火災消防訓練”で、烈
風下等における火災の延焼を食い止めるため放水で水幕を張る訓練で、消防車9台が集結..
東雲町の住宅から火災が発生との想定で、消防車が到着すると、消防職員がホースを延ばし放
水準備に取りかかる...。その素早さに感心していると、まもなく司令の「放水始め!!」の
合図ではしご車と7本のホースから一斉にほぼ垂直に勢いよく放水、水幕の延焼阻止防止線が
出来上がる。昭和9年の大火は、春先の強風の影響で瞬く間に市内全域に広がり大きな被害を
もたらした。その後、大火の教訓を生かし函館の消防力は全国一と言わしめるまでなったと聞
くが、まずは消防車や消防職員を活躍させないよう市民1人1人が防火意識を高めよう...
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