毎年この時期になると、杉並町にある遺愛学院校舎裏手の “クロッカス”の花が 気になる..。
まだ、ちょっと早いかなと思いつつ学院の入口で守衛さんに見学をお願いすると、笑顔で「見
頃までは、もう少しかな」と快く車を入れてくれる。学院校舎の裏手にあるホワイトハウスと
いわれる国指定重要文化財になっている旧遺愛女学校宣教師館に向かうと、周辺の芝生一帯に
風に揺られながら白や紫色の花々が春の陽射しを浴び華やかな雰囲気を醸し出している...
“クロッカス”はアヤメ科の多年草で、春の訪れを告げる花として親しまれている..。10cm
ほどの背丈に白や紫の可憐な花を咲かせ、中に大きく花びらを開く福寿草も彩りを添えてくれ
ており見ているだけで、心を和ませてくれる。例年、入学式の頃に見ごろを迎えていたが、温
暖化のせいか近年は開花が早まっているという。“クロッカス”の花言葉は「青春の喜び」と入
学式にピッタリで、出来れば入学式まで楽しめればいいけど、そこまでは無理だろう....
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