( 01/13 撮影 )
木古内町の佐女川(さめがわ)神社で、天保2年(1831)年に始まり今年は194回目となる神
事「寒中みそぎ」..。昨年11月に北海道の無形民俗文化財に指定された伝統ある神事で、
行修者と呼ばれる4人の若者がまちの繁栄を願って厳寒の海に飛び込み、ご神体を清めるとい
うもので、今夜の参籠 (さんろう)報告祭で始まった。行修者は御神体を抱いて津軽海峡に入
る「海中沐浴」が行われる15日まで、昼夜を問わず水を被り鍛錬する“水ごり”に臨む...
神前でお祓いを受け、玉串を捧げ豊漁や豊作を祈願した後、本殿から鳴り響く太鼓の音に合わ
せ4人の行修者は、さらしを噛みしめ、白い下帯姿で本殿の石段をゆっくり下りてくる..。
境内の一角に作られた“水ごり”の場で「エイ!!」「オー!!」の掛け声とともに冷水を浴び、身体
を清める。例年になく雪も少なく暖かい冬とはいえ、車の車外温度計は-4℃を指し、防寒服
を着込み集まった多くの町民からは若者達の勇ましい姿に、大きな拍手が送られていた...
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